不倫をしていることが妻にばれたら、夫はどのような心境になるのでしょう?
いろんな人がいますので、どのように感じるかはそれぞれではありますが、バレた瞬間に多くの男性が陥る心理について、考えてみましょう。
浮気していることが妻にバレた時の浮気夫の考えと気持ち
【パニック】頭真っ白、やばいどうしよう
浮気をしていることがバレた時、頭が真っ白になって、やばい!どうしよう?どうしたらいいのかわからない。まずい!とパニックになる。
厳密に言うと、心理というよりは「反応」といったところでしょうか。
【保身】どうしたら「自分」は守られるか?
頭が真っ白になった後は、思いつくのはどうしたら自分は守られるか?ということです。
どのように言い訳したら、自分は責められずに済むか。
どうすればこの場から逃げることができるか。
ここで考えるのは自分のことだけであって、妻がどれほど傷ついたかとか、自分の浮気がバレたことによって今後どうなっていくかということには全然考えは至りません。
人は危険にさらされると、本能的に「闘争か逃走」のどちらかの反応が出ますよね。
浮気が妻にバレた時、夫は危機にさらされたと判断して、とっさに自分を守るために闘争(闘って相手をおさえつける)か逃走(逃げる)のどちらかを選びます。
「闘争」の場合
闘争反応が出ているとき、とにかく妻と闘いモードになり、優位になるように威嚇してくることでしょう。たとえば
- 「女作って何が悪い」と開き直る
- 浮気したことを妻のせいにする「お前がかまってくれなかったから」「子供ばかり優先して居場所がなかったから」「お前を女と見られなかったから」
- 「うるさい!」「黙れ!」「女がごちゃごちゃ言うな」「誰に飯食わしてもらってる?」など、暴言で威嚇する
のような感じです。
「逃走」の場合
逃走反応のときは、何とかその場から逃げよう逃げようとします。たとえば
- 絶対浮気なんかしてない、お前の被害妄想だ!証拠を出せ!と、浮気を認めない
- 黙り込む
- あっさり認め「ごめんごめんごめんごめん」土下座、平謝りで逃げようとする
- 話し合いから逃げ、家から出てどこかへ行ってしまったり自室に引きこもったりする(家に帰ってこなくなる人もいる)
のような感じです。
【安堵】よかった……もう嘘つかなくていい
浮気は、奥さんにたくさん嘘をつかなければできないです。
今まで散々妻に嘘をついて女と会ってきたため、真面目な人ほど、毎日強い罪悪感で苦しんでいたりします。
バレたらまずい、もしかしてバレてるかも?と、毎日ビクビクしていた夫。
しかしついにバレてしまったら、「あーよかった。もう嘘つかなくていい」のように、むしろ安心することもあります。
家庭を壊す気はさらさらない浮気であったり、妻を心から愛している男性に多い傾向ですね。
【絶望】もう終わりだ、許してもらえるわけがない
妻への罪悪感、浮気に対する罪悪感が強い人は、浮気がバレたことによって
「もう妻との関係は終わりだ!絶対に許してもらえるわけがない」「これから結婚生活は針のむしろだ!」と感じることがあります。
極端思考の真面目なタイプ、感情処理が苦手な不器用なタイプがこうなりやすいです。
あるいは日頃から妻が強く、妻に一切頭が上がらない男性も。。。
【残念】両手に花は、もう終わりか……
今まで、家庭生活と不倫相手の女との恋愛を「両手に花」状態で楽しんできた。
しかしそれも今日で終わりか。。。という残念な気持ちになることでしょう。
浮気された妻の心の傷には気づかない
浮気が妻にばれたとしても、夫は自分の保身やいっぱいいっぱいになっていて、妻がどれほど傷ついたか、などには全然気づいていません。
夫から見ると、この時の妻は、「傷ついている一人の女性」ではなく「自分を裁き責める警察官や裁判官」のように見えています。(もちろん妻のタイプにもよりますが一般論として)
妻は、夫に対して、自分の傷ついた心を理解してほしいと思いますよね。
しかしそれは、もっと時間が経ってからでないと無理なのです。
今後の事はほぼ考えていない
浮気が発覚したそのときには、夫は今後の事について考える余裕はありません。
- あなた一体今後どうするつもりなの?
- 私と離婚してその女と本気で一緒になるつもり?
- 子供まだ小さいっていうのに、あなた家庭が壊れても本当にいいわけ?
と、今後の事について問い詰めたくなりますよね。
でもバレた瞬間、夫は先のことなどは一切考えられません。
さらに言えば、妻にばれる前であっても、あまり先のことは考えてないです。
この浮気女との関係は今後どうしていくか、妻との家庭をこれからどうしていくか。
そのようなことは考えず、ただその時楽しければそれでいいという状態です。
ですから、浮気がバレた瞬間に、夫と今後の事を話すのは少し早すぎです。
そして夫がとっさに言ったことは、どんな内容でも本気にしないようにしましょう。
「お前とは、離婚を考えてたんだ」「もう家庭に愛はなくなったから、別居しようと思う」「女とはすぐ別れるから、安心して」
苦し紛れにご主人はいろんなことを言うかもしれませんが、これは今後の事を考え抜いて言った言葉では決してありません。
言葉に惑わされ、動揺したり安心しすぎたりしないようにしましょう。