浮気問題の解決のためには、浮気中の夫の反応の奥にある「夫の本心」が読めるようになった方が、冷静に対処できます。
さらに、浮気された奥さんは、そのショックから多くは「サレラリ」という不安定な心理状態になります。
その混乱状態のまま、やみくもに行動を起こしてもうまくいかないです。
このレポートをお読みいただくことで
- 浮気した夫の言動から夫の本心が読めるようになり、振り回されにくくなる
- 奥さんの心の回復が早くなる
- 現実的な問題解決力が養われていく
が期待できます。
- ご主人の性格や感情の動き方を一番知っているのは、奥さんであるあなた
- 浮気をする夫の基本的な本音とは?
- 浮気するきっかけ、動機、理由でありがちなものとは?
- 浮気中、奥さんに対する感情はどうなっているのか
- 浮気夫が奥さんに求めていることとは?
- 浮気中の夫は、奥さんとの「夫婦修復」を考えている?
- 浮気夫の、相手女への恋愛感情は、いつ、どういうときに冷めるのか
- 日常の言動から、浮気しているのか見破るポイント(バレてないと思っている段階)
- 水面下で浮気を継続しているときのよくある反応とは?
- 相手の女を守る夫(守っているように見えるとき)その本音
- 夫本人が「浮気をやめよう」と思うときとは?
- 日常の態度・表情から夫の心情を読む
- 浮気していることが妻にバレた時の浮気夫の考えと気持ち
- (浮気がバレたあと)奥さんとの関係で現れる態度・言葉・表情から夫の心情を読む
- 浮気が終わっても、反省の態度が見られない、2つのパターンとは
- 奥さんが浮気中の夫から振り回される心理状況とは?
- 浮気夫から振り回されないようになるには?
- 妻が「自分軸」を持つと夫の浮気問題が解決することは多いが、それはどういうことか?
ご主人の性格や感情の動き方を一番知っているのは、奥さんであるあなた
ご主人の浮気・不倫問題を前にすると、浮気する夫の気持ちを知りたいと思いますよね。
ただ、浮気する男性といっても色んな人がいますし、そのときの状況によって、感情というのは揺れ動きます。
ですから「うちの人はこういう性格、だからこう考えているに違いない」と固定的に考えるよりも、その都度その都度、奥さんの目で、ご主人の感じていることを読もうとする姿勢が大事です。
あなたの夫の性格や感情の動き方を一番知っているのは、奥さんであるあなたです。
あなたしか、浮気中の夫の真実の姿を把握することはできないのです。
逆に言うと、「男性心理セミナー」などに参加しなくても、占い師に聞かなくても、あなたの心の眼を研ぎ澄ますことができれば、ご主人の感情を読むことができるようになるわけですからね。
どうか自信を持ってください。
ただ、浮気中の男性というのは、ある種の「特殊な事情」にハマっているわけですから、通常の心理状態ではなく「浮気中の男性に共通する心理状態」になりやすいのは事実です。
ですからこのレポートでは、浮気中の男性に共通する心理(考え方や感情のうごき)をまとめましたので、このレポートを一通り頭に入れておき、その都度ご主人の言動を分析しながら、現実的な対処をしていって欲しいと思います。
浮気をする夫の基本的な本音とは?
浮気中の男性が考えている基本的な本音は、以下のようなものです。
「男の浮気くらい、大昔からみんなやっているんだから、大したことはない」
厳密に言えば、ご主人本人も不倫は悪いことだと一応わかっているのですが、その罪悪感を消すために、「浮気くらい大したことじゃない、犯罪じゃないし、妻だって男の浮気くらいで傷ついたりしない」などと、正当化している、ということです。
テレビでは男性芸人の浮気ネタでにぎわっているし、不倫を助長するドラマとか不倫マッチングサイトとかいろいろありますし
風俗店やキャバクラなどに、職場の人と気軽に入っているような男性だと、なおさら「浮気くらい遊びなんだから……女性にとってエステとか旅行とかと同じ、息抜きなんだよ」と軽く考えているのです。
そして、自分がそういう考え方なのだから、当然、妻も同じように考えているはず、と思い込んでいます。
- 男の浮気がどういう感覚なのか、女性(妻)だってわかっているはず。
- だから浮気くらいで妻が傷つくことなんて無いはず。
- てか、本気じゃなくて浮気なんだから、妻はそんなに心配せずに、ドーンと構えていてくれればいいんだ、安心していいんだ。
という感じで考えています。
ですからたまに、浮気がバレたときに、奥さんに対して「安心して、大丈夫だからね!」というトンチンカンな発言をする浮気夫がいますが、そんなことが言えるのは、奥さんが心底傷ついているということが、想像すらできないからなのです。
不倫男性の多くは、最初から奥さんと別れるつもりで女と付き合い始めたわけではないです。
ですからあなたのご主人もおそらく、深く考えて不倫の世界に入ったのではありません。
いくら今、相手の女に本気っぽい感じがしているとしても、あくまで不倫関係なのであれば、奥さんと本気で離婚して女と添い遂げようなど真剣に考えてはいません。
奥さんと愛人の二人の女性が、都合よく自分を愛してくれ、都合よいときにセックスして、両方の女性に世話してもらいたい。
その関係を、長いこと続けていたい。
それが、ご主人の本音だと思われます。
ですから奥さんが嫌いになったから不倫したのではないし、相手女性を真剣に愛してしまったから不倫したのかというと、それも違うでしょう。
しょせん不倫なのであれば、両方の女性のいいとこどりをしたい、ということです。
浮気中の人、特に男性は、自分たちがやっていることが周囲には絶対バレていないと思い込んでいます。
周りから見たら不倫者たちだというのがバレバレなのに、本人は「バレてない、大丈夫」と思っています。
当然、浮気夫は、奥さんにもバレていないと思い込んでいます。(だから平気でバレバレの嘘をつけるのです)
- 自分と不倫女は、周りの人から見れば、普通のカップルに見えるだろう(実際は、不倫カップルだとバレバレ)
- 妻には出張って言ってあるから、不倫旅行してるなんて気づくわけないだろう(実際は奥さん気づいている)
- 女と歩いてるところを誰かに見られても「あ、この人は友だち。相談に乗ってるだけ」と言えば信じてくれるだろう(信じるわけがない)
浮気中のご主人は、不倫という依存行為によって脳がマヒしているため、自分たちの様子が、周りから見たらおかしく見える、ということに気づけなくなっています。
「妻にバレなければ、彼女を傷つけることにはならないから、だから、浮気してもいいんだ。」
ほとんどの不倫男性がこの論理で浮気をしています。(正当化ですね)
確かに現代日本では、不倫は刑法上の犯罪ではないですから、逮捕されることも刑罰を受けることもありません。
民法上では不法行為になりますが、その罪は配偶者に対してだけ負うわけですから「配偶者(妻)にバレなければ悪いことをしたことにならない」と考えるのでしょう。
奥さんが夫を愛し、信頼しているご家庭だと、それに甘えてあぐらをかき、「妻は浮気くらい許してくれるはず」と、安心して外の女と遊ぶ浮気夫。
- 妻は浮気くらい許してくれる
- 妻は子どももいるんだし離婚なんて考えないはず
- 妻は昔から尽くしてくれる女だから、俺の不貞にも我慢してくれるはず
そういう甘えが、不倫の土台になっているというのは非常に多いように思います。
不倫問題は、家庭を壊すことも多いですし、バレて修羅ったら慰謝料請求でぐちゃぐちゃになったり、職場にバレて懲戒処分を受けることだってあります。
ひどいケースだと不倫相手の女の暴走によって、殺傷事件が起こることだってありますよね。
しかし不倫中の男性は、「自分だけは、大丈夫。面倒なこと(離婚とか慰謝料とかトラブルなど)には絶対ならない」と、思っています。
それはまるで、台風で川が氾濫しているという状況のなか「ちょっと川、見てくるわ」と言い残し、川に流されてしまう人と似ています。
これらの人も「自分だけは大丈夫。川に流されるなんてことはない」と甘く考えて、氾濫した川を見に行き、結果流されてしまうわけですが……
- 不倫が問題になって干された政治家
- 不倫で家族を失った人たち
- 不倫がバレて職を失った人たち
- 不倫で高額な慰謝料を背負わされた人たち
こういう人の情報を見ながら「バカだな、こいつらw」と笑っていた夫が、実は不倫していた、ということが起こりますが、そうなる理由は「自分だけは大丈夫」という甘い思考なのです。
基本的に、浮気中の夫は、自分の浮気が奥さんにバレたらどうなるか?などは、一切考えていません。
なぜなら、上記のとおり「自分の浮気は絶対バレない」という意味不明な自信があるからです。
だから考える必要もない、と思い込んでいます。
だからこそ、バレたときに多くの浮気夫が5歳児レベルの言い訳をします。
- 職場の女性と歩いていただけ、ラブホ入ったのは、その人が貧血で倒れたから少し休ませないといけなかったから
- その女の部屋に入ったけど、指一本触れてない。その女は下半身の病気があるから「そういうこと」はできないからさ
- コンドームがカバンに入ってた?ああーそれは、ドラッグストアで花粉症の薬買ったときに試供品でもらったんだ
こんな言い訳が、奥さんに信じてもらえると思うことがおかしいですよね。
しかし浮気夫本人は、バレたときにどうしたらいいのか、ほぼ考えていないので、こういうバカみたいなことしか言えないのです。
そしてもし、これらの言い訳を、奥さんが信じてくれなかったら、次はどうやって言えばいいか?
こういうことも、もちろんバレる瞬間まで全く考えていないです。
そのため、5歳児レベルの言い訳が通用しないとわかったとき、瞬間的にできることは逆ギレして奥さんを威嚇し、それ以上追及させないようにすることくらいです。
あるいは「俺が浮気したのは、おまえが○○だったから」と正当化したり。
「絶対してない、やってない、それは俺じゃない」と完全否定して逃げようとするとか。
それくらいしか、できないのです。
ですから奥さんにバレた瞬間に、ご主人が色々と口に出す言葉には、全く本心は入っていません。ただの「口から出まかせ」だと思ってほぼ間違いありません。
バレたその瞬間にご主人の口から飛び出した言葉に動揺してはいけないというのは、こういう理由があるからです。
浮気するきっかけ、動機、理由でありがちなものとは?
不倫する夫も色んな人がいますし、なぜ不倫をしているのか?という不倫の動機みたいなものもさまざまです。
しかし女性が思うより、男性が不倫する理由なんてシンプルなものが多く
- ただ、ヤリたかった
- 何となく
- 女に頼られていい気になってしまった
- 刺激が欲しくて
- 恋愛気分を楽しみたい
- ストレスを解消したかった
- 男性として有能感(全能感)を得たかった
- 女性を(性的に)支配したかった
みたいなものです。
不倫された側の女性から見ると、もう少し複雑で人間的な理由を想像しますが、実は非常に単純、かつ動物的な動機で不倫をしている夫たち。
奥さんへの不満とか深刻な夫婦不和とか、深刻な心の問題とか複雑な不倫女との関係性とか、そういうのってあまりなかったりします。
ですから夫が浮気した理由を真面目に考えても、奥さんが納得できるような回答は見つからないかもしれません。
とても多いのが、相手は職場の女性、かつ、きっかけは、女性から仕事や家庭の相談に乗っていて、徐々に不倫関係へと発展した、というパターンです。。。
不倫予備軍の男性にとって、女性から相談を受けるということは、「もしかしたら!?」みたいな下心をくすぐられる行為のようです。
不倫する傾向のある男性は、とにかく女性から頼られたい、男として尊敬されたいという気持ちが強いうえに、女性を助けてあげたい、守ってあげたい、幸せにしてあげたいという欲求もあります。
最初は夫も相談に乗るだけのつもりなのですが、女から頼られ、助けてやり、感謝されると、次第に……という展開がとても多いのです。
また、相談を持ちかける女性の側にも、最初からはっきりと下心がある人もいます。
既婚者だと知っているけど、この男性と刺激的な恋愛がしたい。
そんなとき、近づくネタとして「仕事の相談」「家庭の相談」「人生相談」は最適ですからね。
頼って相談して、助けてもらえたら喜んで、相手男を持ち上げる。
不倫願望のある男だったら、イチコロでしょう。。。そんなやり取りを楽しんでいる不倫女も結構います。
一方、相談する側に、当初は下心など全くなく、本当に相談するつもりだけという女性もいます。
職場の上司とかなら、相談しなければいけないことはたくさんありますからね。
勤務シフトの相談をすれば、家庭の事情や生活環境、価値観や考え方も含めて話し合う必要もあるわけですから。
そうこうしているうちに波長が合うと「この人いいな」となり、やがて個人的につながりを持ちたくなり……
「LINEで相談していいですか?メールしていいですか?」になっていくのです。
女性側の気持ちがなびいてくると不倫予備軍の男性は敏感に察知して「もしかして?」になり、そして……という展開です。
無意識なので本人たちは深く考えていないのですが、男女共に不倫者は「相談」をきっかけに異性関係を発展させようとします。
不倫者たちはお互いの下心を敏感に察知しますので、「相談」というキーワードで引き寄せ合うのだと思います。
さらに、相談に乗っているとか、相談に乗ってもらっているというのは、それ自体あやしいものではないので、不倫者たちの絶好の隠れ蓑になります。
奥さんからあやしいLINEを問い詰められても「仕事のことで相談乗ってるだけだって!」と言えば済む。
相談がきっかけなのは事実なので、ウソではないですしね。
部下を持つ人なら、相談対応するのは仕事のうちなので、奥さんも含めて誰もが疑わない。
ということで、もしご主人が不自然なほど誰かの相談にのっていたら、それは本当かどうか、疑った方がいいかもしれません。その相手が職場の女性であったらなおさらです。
浮気中、奥さんに対する感情はどうなっているのか
浮気中で、脳内がお花畑の夫でも、心の中のある一部分はきちんと機能しているので、妻は大事な家族でありパートナーであり、離婚なんて考えていないという夫は多いです。
浮気夫の本音とは、前述しましたとおり、「妻と浮気相手の女、両方とうまくやりたい。」です。
妻は絶対キープしたいし、離婚なんて面倒なこともゴメンだ。だけど女も手放したくない。
これが、浮気夫のベースとなる考えです。男性的な本能ですね。
一方、奥さんも相手女性も、同じ「女性」なので、男性と女性が一対一になっている関係が当然だし、そうでないと落ち着きませんよね。
もし、別に愛する男性が出来てしまったら、今までの男は邪魔になる。
愛する男性以外とセックスもしたくなくなる。これは女性の本能的部分です。
ですから女性は、男性が「両手に花」を望むことが、理解しにくいと思います。
夫は男性であってあなたとは違う性であることをちょっとだけ理解してみてください。
夫は浮気相手の女との関係を切りたくないけど、妻との関係も切りたくない。
妻への愛が残っているのに、女に入れ込んでしまう。こういうことが起こるのです。
もし浮気が原因で奥さんと離婚にまで発展したとしたら、それは相手の女が略奪を企てるタイプの女だからです。
男性側が、すすんで離婚して妻を捨て、家庭を壊したうえで不倫女との再婚を望むなどということは、ほとんどありません。
浮気夫が奥さんに求めていることとは?
浮気をしているご主人が、その奥さんに求めていることは、以下のようなことです。
- 自分が浮気をしていても気づかないでいて欲しい
- 全面的に自分を信じて、疑わないでいて欲しい
- 「夫から愛されること」を人生の主軸にしていて欲しい
- 夫の浮気が「いつか終わる」と信じて、見て見ぬ振りをしていて欲しい
- 離婚は避けたいと思っていて欲しい(結婚生活に依存していて欲しい)
- 夫に惚れ込んで(依存して)何をしても絶対に離れていかない女でいて欲しい
- 浮気相手の女には何も言わず、大人しくしていて欲しい
- 浮気された辛さを我慢して、夫を許そうと努力して欲しい
- 「夫に浮気をやめさせる」などという、出しゃばった真似はしないで欲しい
- 自分を自由気ままに遊ばせてくれて、必要な世話(家事や親の介護)は、文句言わずにこなして欲しい
おおむねこんな感じだと思います。
おわかりのように、浮気夫が奥さんに求めているのは、「浮気を黙認し、我慢して許してくれること」です。
安心して家庭をキープしながら浮気も続けたいというのが浮気夫の本音ですからね……。
浮気中の夫は、奥さんとの「夫婦修復」を考えている?
厳しい意見かもしれませんが、浮気をしている真っただ中の夫には、「女と別れて、妻ともう一度やり直そう」という気持ちは乏しいと思います。
浮気夫が浮気したのは妻に不満があるからではない場合が多いですから、夫はそもそも「妻とやり直す」という必要性を感じていないのです。
「妻はそのままでいい、女とのことに口出ししてくれなければ、全然問題ない」みたいな感じなのです。
夫は浮気が妻にバレたとき、妻との関係が悪化しているから浮気したとか、妻が○○だったからオレは寂しくて、のように原因を妻に押し付けることがありますよね。
そう言われたら、奥さんは、「私が努力すれば、夫も夫婦をやり直そうとするはず」と思うかもしれませんが……
実際は、「妻が○○だったから浮気した」というのは、夫が自分を守るために正当化している言い訳にすぎないです。
夫婦間にやり直さなければならない問題がある、と妻が思い込まされているだけで、実際は無いというのが多いはずです。
そして夫は妻との関係よりも、女と刺激的な遊びを続けることの方に気が向いているため
正直、夫婦間に問題があろうがなかろうが、それをどうにかしようとは思わない心理状況だということです。(もちろんすべてではないですが)
浮気夫は浮気の最中、妻と相手の女という二人の女と関係しているわけですよね。
しかし浮気真っただ中だと、夫の感覚は「妻は家族」で「相手の女は恋人」みたいになっています。
妻のことは大事、愛している、離婚するつもりなんて全然ないと思っている、だからといって、妻ともう一度恋愛初期の頃に戻って「やり直す」という感覚は持てない。
そこを奥さんが期待してしまうと……裏切られることになると思います。
妻は、夫との関係を「やり直す」ことができれば、夫は女との関係にメリットがなくなるから、浮気をやめるのではないか?と思いますよね。
だからこそ、妻である自分とやり直して欲しいと、夫に期待すると思うのですが
実際は前述のように、夫が浮気に走ったのは妻との関係が悪かったからではないので、夫婦間に「やり直す」部分がそもそもないことが多いのです。
ですから、奥さんが夫に浮気をやめて欲しいという動機で「私とやり直して!」と期待しても、夫の心には届かないです。
そして夫が「妻とやり直したい」と思ったら、女との浮気を清算するかというと、それも無いと思います。
妻と前よりもいい関係になった、だから浮気相手の女と会うメリットがなくなった、だから浮気をやめよう……みたいには、不倫夫は思わない。
妻と今以上にいい関係になったところで、まあそれはそれで結構なことだけど……でも女との関係を切ろうなどとは思わないのです。
むしろ、妻ともイイ関係、女とも刺激のあるイイ関係。両手に花で大満足♪となることでしょう。。。
妻との関係性と浮気の清算は別の問題だからです。
浮気夫の、相手女への恋愛感情は、いつ、どういうときに冷めるのか
夫が浮気をしていても、いつまでも相手の女性にずっと恋しているわけではなく、必ず、相手の女に対する恋愛感情的なものが冷えてくる時がきます。
関係が始まって半年くらいまでは、恋愛感情が盛り上がっている時期です。
ラリ期とか、お花畑とか、不倫脳状態などと表現されますよね。
この頃は相手との関係性が非常に新鮮で、不倫独特の刺激や緊張感、性的な快感で相手のことを本気で恋していると思いがちな時期です。
特に男性は、激しい性欲を恋愛感情と錯覚する傾向があるので、この時期は本当に女に「恋してる」と思い込んでいることがあります。
ただ個人差はありますが、半年を過ぎたあたりから、男性の性欲は冷め、お互いへの恋愛感情と思っていたものも冷えてきます。
惰性で会っているだけだったり、下半身だけでつながっているような不倫カップルも沢山います。
心理的に不倫相手に冷めるときとは、自分が満たされておらず、補いたいと思っているものが、不倫行為によって満たされなくなったとき、です。
基本的に不倫というのは、相手の女性に魅力があって恋に落ちるのではありません。
夫本人の心に満たされない隙間があって、それを埋めるために不倫相手の女性を利用しているだけです。(全てが、というわけではありませんが)
不倫で補いたいものとは、例えば性的なことや、刺激、癒し、支配欲など、いくつかあります。
男性が浮気・不倫で満たしたいものの第1位は性的な満足ですね。
男性は本能的に、たくさんの女性と性行為をしたいという欲求がありますから、新たに知り合った女性との性行為は最初は盛り上がります。
しかし徐々に、性欲は冷めていきます。
性行為もいつも同じ場所、同じような感じ。
そこに本物の愛があれば別ですが、性欲だけの関係である不倫は「なぜこんな女に夢中になっていたのかな?」と、一気に冷めることがあります。
退屈だった日常、それにスパイスを与えてくれた不倫行為。
バレないかドキドキしながらメールを送りあったり。
隠れて逢瀬を重ねるというのは、ちょっとしたラブロマンス映画的な刺激があるものです。。。
しかしその不倫関係も、マンネリ化は否応なく進みます。
会っていても同じ場所で同じことを話し、同じようなセックスをするだけ。
そうなると、もはや不倫そのものが日常になってしまい、「もうこの女と会う必要ないんじゃ?」と冷めていきます。
女性に癒されたい、優しくされたい、気遣ってもらいたい。
相手に癒しを求める男性も多いです。仕事の悩みを聞いてくれたり、こまごまとした世話をしてもらったり。
最初は健気に男性を癒していた不倫相手の女も、時間が経つにつれて、感情をあらわにし始めます。
いつになったら二人は本当に結ばれるのか?私は都合のいい女ではないか?私ばかり我慢してる!
と、不倫相手の女も思い始めます。
癒しだけを求めて自分の貴重な時間を吸い取って行く不倫男に対する怒りがふつふつと湧いてくると。。。
もうその逢瀬は、夫にとって癒しではなく、苦痛の場所になるのです。
困っている、不幸な女性を救いたい、悩んでいる女性の力になってあげたい!
このような、擬似ヒーローになれることを不倫に求める男性もいます。
仕事ができない部下を助けてあげたり、経済的に困っている女性を助けてあげたり。
自分がヒーローで、相手の女性がヒーローに救われる女性であるという関係性ですね。
しかし徐々に、女性が男性を頼らなくなり、女性側が「不幸な状態」でなくなってくると、その関係が物足りなくなるのです。
ヒーロー役が出来なくなってしまうと、途端に女性の興味がなくなってしまう。
相手の女性にはいつも不幸でいてほしい、自分に助けを求める弱々しい女でいてほしい。
そしたらまた助けてあげられるのに……チェッつまんないな。。。という感じです。
男性は女性を支配したいという本能的欲求があります。
自分の言いなりに女を操りたい、女を自分の完全な支配下に入れてしまいたい。この女は俺のものだ!
このような支配欲があるから、女性の尻を追いかけるわけですよね。
しかし、不倫相手の女が完全に男性の支配下に入ってしまったらどうなるでしょうか。相手女性が
- 私はあなたがいないと生きていけない
- 次はいつ会ってくれるの?
- 悪いところがあったら言ってね、全部直すから
みたいに、男性にすがってくる状態になったら。
男性の支配欲は完全に満たされたことになってしまい、その女性への欲望は失せていきます。
そしてまた別の女性へ。。。
不倫する男性は、相手女性に都合のよい対応を求めます。
自分の利己的な欲求をいつも叶えてくれる、便利な女性。
お金を払わなくてもヤラせてくれる。プレゼントなんかしなくても、いつでも呼べば来てくれる。
このような動機で不倫をしている男性にとって、相手の女性が都合のよい女性ではなくなると、ある意味熱は下がります。
最初は心底愛し合っているように見えた不倫カップルも、時間が経ったり、求めるものが満たされなくなれば相手への気持ちは冷めていくものです。
というよりそもそも、最初から恋愛感情だと思っていた感情は実は、自分の心の満たされない部分を埋められるのではないかという「期待」でしかありません。
その期待が叶ってしまったり、逆にもう得られないと分かれば消滅していくのです。
日常の言動から、浮気しているのか見破るポイント(バレてないと思っている段階)
浮気中の男性は、以下のように生活態度が変わることが多いので、チェックしてみてください。
スマホ(携帯)の扱い
・トイレや風呂場にまでスマホを持って移動する
・スマホの電源を切るようになった(会社からかかってくると面倒だ、などの言い訳付き)
・スマホロックをかけ始めた
・スマホロックをかけた言い訳を「会社でセキュリティ指導があってさ……」などと、聞いてもいないのに言う
・スマホロックのナンバーを、コロコロ変える
・着信履歴やLINEトーク履歴をこまめに削除している
・常時マナーモードにしている
・寝る前は、必ずチェック、枕の下にスマホを入れて寝るようになった
・決まった時間にLINEやメールが来る
・スマホ使用料が増えた
・奥さんへのLINEやメールにも、絵文字が入るようになる
・「ちょっとタバコ買ってくる」「コンビニ行く」と言って外に出ることが増えた
見た目、態度の変化
・服やカバン、時計など身の回りのものをよく買うようになった
・小物が増えた(手袋、手帳、マフラー、名刺入れ、カフス、ネクタイなど女からのプレゼントの可能性)
・今までとジャンルの違う服に変わった
・前よりも、服を洗濯する回数が増えた
・コロンを使う、香りのついたローションを使うようになった
・体毛を処理し始めた(鼻毛、すね毛、胸毛など)
・ひげの処理に凝るようになった(ひげをキレイに剃る、香りつきジェル使用、ひげを伸ばす、ひげの形を作る)
・結婚指輪を外しているときがある
・私服を持って会社に行く、私服で休日出勤する
お金の使い方
・お小遣いを上げて欲しいと言い出す
・生活用品をケチりはじめる、昼食代をケチり始める
・家計の貯金を勝手に下ろしている(要注意!)
・隠れて消費者金融に申し込んでいる
・新たなカードを頻繁に申し込んでいる
・今までより、財布のなかに現金が多めに入っている
・よくわからない領収書が財布に入っている、2名分のレストランなど
帰宅態度
・帰宅時間が今までより2~3時間ぐらい遅くなる
・会社がいかに忙しいかを、聞いていないのに言う
・帰宅直後に妙に機嫌がいい
・帰宅直後に、わけもなく不機嫌な日が増える
・「同僚と食べてきた」と言って、夕飯を食べない、あるいは食べたとしても残すことが増える
・飲み会、同僚との食事、カラオケに行く、などの交際が増えた
・飲んできたはずなのに、酔っていない
・今まで帰宅時にはあったはずの体臭が無くなっている
休みの日の過ごし方
・休日を挟む出張が増えた
・休日出勤が急に増えた
・休日前に、朝帰りすることが増えた(残業、接待、飲み会という名目)
・休日なのに私服で出勤することがある
・スマホ連絡があってから「コンビニ行く」「タバコ買う」「ちょっと散歩」と言って、外出することがある
・何かを考えて、心ここにあらず状態になっている
・ため息、舌打ち、イライラした様子がある
・休日に夫婦で過ごしたがらなくなった
車の中
・走行距離が増える、ガソリン代が増える
・ダッシュボード、ゴミ箱内に、意味不明な領収書が捨ててある
・洗車の回数が以前より増えた(車内の証拠隠滅)
・車内を装飾するようになった(カーアクセサリ、クッション、香り)
・車内に女性ものと思われるモノがある(ピアス、髪、油とり紙など)※女がわざと置いているケースもある
・ダッシュボードにコンドームや使途不明のウェットティッシュがある
・カーナビの過去ルート履歴に、意味不明の場所が記録されている
・トランクに着替えや使途不明のモノが置いてある
水面下で浮気を継続しているときのよくある反応とは?
浮気が奥さんにバレ、一旦は別れるといいつつ、水面下で女であっている男性は多いです。そういう人にありがちな反応は以下の通りです。
・優しくなる(やや表面的)
・会話が増える
・夜の夫婦生活が増える
・わざとスマホを置きっぱなしにする
・スマホロック解除したりパスワードを知らせたりする
・反省した態度を見せる
・小物のプレゼントを持ち帰ることが増える(ケーキ、雑貨、花など)
・家事を手伝いだす
・子どもの行事に、いつも以上に参加する
・未来を語り出す(マンション買おう、もう一人子どもが欲しい……など)
・自分のスマホや車に、GPSを積極的につけさせる
・帰宅時間が早まる、休日には家にいるようになる
要するに奥さんを安心させ、黙らせるために、「浮気をやめ、反省した夫」を演じているということです。
その間、女とは示し合わせて、前とは違う時間帯に会っていたり、前とは違う方法で連絡を取り合ったりしていることがあります。
こういう演技に奥さんは騙されてしまいがちですので注意してください。
一方、本当に浮気をやめて本気で反省しているご主人もいますので見極めは難しいです。
ただ、本当に女と切れて反省している人ほど、いきなり優しくなったり、反省したそぶりを見せたりはしません。
罪悪感や自己嫌悪から、むしろ家庭では居心地悪そうにしたり、引き続き奥さんに冷たい態度を取ったりします。
本当に不倫をやめていて、反省段階に入った男性ほど、簡単には「反省・謝る・奥さんに優しく親切に」は、できないようです。
相手の女を守る夫(守っているように見えるとき)その本音
- 彼女はお前の知らない女性だ、放っておいてくれ
- 彼女に何かしたら、ただじゃ置かないぞ!
- 彼女に慰謝料?だったらそれは俺が払う
- 彼女に罪はない、俺が全部悪いんだ、言いたいことがあったら全部俺に言え
夫の浮気相手について聞くと、このように相手女性を守ろうとするときがあります。
夫が浮気相手の女性を守りたい本当の理由は、以下のようなものです。
不倫中の男性は、妻にも相手女性にも嘘をつきます。それこそ矛盾しまくった嘘を双方についている。
相手女性に対しては「妻とはすでに破たんしている」「家庭内別居なんだ」「もう15年もセックスしてない」と言い、実際は全く破たんもしていないし夜の生活も普通に営まれていたりします。
浮気が妻にバレたときに「相手の女性とはちゃんと別れるから、きちんと話してくるから待ってくれ」と言っていたくせに、浮気相手の女性には「妻にいずれ離婚を切り出そうと思ってる。だから待っててくれ」と言う。
このように、矛盾したことを双方に言っているところ、妻がもし相手女性と接触したら?
双方についたウソがバレ、双方の女性から同時に責められることになりますよね。
夫はそれが怖いために相手女性を守るというテイで、妻に接触させないように威嚇しているのです。
それが、女性を守っているように見えているだけです。
相手女性が誰なのか、どのような素性の人間なのかをどうしても言えない不倫関係の場合。
女を守るという形にして、絶対バレないように頑張る夫もいます。
女が未成年であったり、怪しげな店の従業員であったり、出会い系サイトで出会った「ウリ目」の女性とか……。
あるいはもし、女の周辺に問題が波及すると自分(夫)もヤバイ立場になる関係のとき。
W不倫、社内不倫、取引先、知人の彼女や妻など、自分が「間男」として攻撃される可能性がある場合です。
不倫女その人を守るのではなく、自分が攻撃されるのが怖いだけなのですが、とにかく女の素性を明かせないので、妻から隠そう、遠ざけようとする。
その態度がまるで、相手女性を守っているように見える、というパターンです。
不倫関係が始まった半年~1年半くらいの、クスリでラリってるんですか?というくらい盛り上がる期間、不倫者たちはこの関係を本気の大恋愛だと思っています。
はたから見たら、おじさんとおばさんが性器で会話しているだけなのに……
このとき夫は、不倫女をキラッキラのお姫様のように勘違いしていることがあります。
さらにこの時期は、相手女性もかなり無理して猫をかぶり、男性に尽くしています。
「奥さんを大事にして差し上げて……」「私はあなたさえ幸せならそれでいいの、無理しないでね」みたいな。
そのため、夫も浮気相手の女を神聖化し、彼女を傷つけたくない、愛しているから(錯覚ですが)と思うのです。
浮気に陥る男性の中には、不幸な女性を守ってあげたいという動機で浮気を始める人がいます。
誰かを助けてあげている自分ってスゴイ!女を守ってあげる俺は、男として力があるんだ!
そう感じたいために、無意識に不幸っぽい女性(暗い、モテない、貧乏、仕事ができない、不美人など)に手を出した夫……。
この不倫カップルは、自分たちは「ヒーローと守られている美女」と思っているわけです。
ヒーローごっこに夢中の夫は、彼女を守るためなら何でもしたい時期ですので、妻にバレたときは、それはもう「オレが守ってやる!ごっこ」のパフォーマンスを張り切ってすることでしょう。。。
いずれにしても、浮気中のご主人が守ろうとしているのは、相手の女その人ではなく、結局のところ「自分自身」です。
相手女を守っているように見えて、実際は自分の悪事がバレて責められるのを防ごうとしているか、ヒーローごっこのパフォーマンスかのどちらか、ということです。
夫本人が「浮気をやめよう」と思うときとは?
夫本人が「浮気をやめよう」と思うときは、いくつかありますが、一番大きいのは、奥さんが「浮気するのに都合の悪い妻」になったときです。
浮気をしている男性にとって、都合の悪い妻とは以下のような奥さんです。
- 夫が浮気をはじめたらすぐ気づく妻(夫の女性関係を疑っている妻)
- 「夫から愛されること」を人生の主軸にはしていない妻
- 夫が浮気したら見て見ぬ振りなどせず、積極的にやめさせる行動を起こす妻
- 夫が浮気をやめないなら離婚も視野に入れる(結婚生活に依存していない)妻
- 夫に愛想がつきたら、さっさと離れていくだろう妻
- 毅然としていて、不倫相手の女にも向き合うことができる妻
- 浮気された辛さを我慢せず、夫を許さない妻
- 「夫に浮気をやめさせる」という、妻としての権利と義務を堂々と行使する妻
このように、浮気をしたい男性にとって都合の悪い奥さんがいれば、浮気をすることができないです。
もし浮気したとしても、すぐにやめさせられてしまうことでしょう。
ですから「都合の悪い妻」になることで、奥さんの存在そのものが浮気の抑止力になるでしょう。
世間的には浮気は悪いことだと言われていますが、刑法上の罪ではありません。
ですから逮捕されることも、牢屋にぶち込まれることもないし、周囲にバレてもそれほど痛い目には遭わないのです。
ただ、これらの不倫男性にも怖いものがあります。
それはもちろん、奥さんです。
ただ、その奥さんが「浮気夫にとって都合の悪い妻」でなければ、全然怖いとは感じないことでしょう。
奥さんが存在しているだけでは、浮気の抑制力にはならないのです。
日常の態度・表情から夫の心情を読む
浮気がはじまった頃から、妻に対して冷たくなったとき
夫が浮気を始めてから、妻に対してとても素っ気なく冷たくなってしまう、ということがありますね。
- いつも帰宅が遅く、妻が寝てしまう時間まで帰らない
- 帰ってきても風呂に入って自室にこもって寝るだけ
- 妻とは一切会話をしない、目を合わせない
- 何か聞いても黙ったりその場からいなくなったりする
- 誕生日、結婚記念日でも何もしなくなった
- 妻が体調不良でも気にしていない様子
こういった事が続くと、妻の方は夫に完全に嫌われてしまったと思いますよね。
ただ、浮気している男性は、妻に隠したい事があったり妻に対する罪悪感が辛いと、冷たい態度をとって妻を遠ざけることによって、自分を守ることがあります。
(中には妻に対してもともと愛情が乏しく、その冷たさが前面に現れているという人もいますが……)
完全に妻が嫌われてしまった、というわけではないです。
浮気が始まってから妻に冷たくする理由はいくつかありますが、よく見られるのが二つあります。
一つは隠したいことがあるから。もう一つは妻への罪悪感です。
まだ妻に浮気がバレていないと思ってるとき、妻に冷たくし近寄らせないようにして、自分の行為がバレないようにしている夫は多いです。
浮気相手の女性がどういう人か、どこでどのように会っているか。
この他にも、浮気中の男性には様々な妻への隠し事がありますよね。
隠したいことがあるときに妻と会話をすると、すべてを見透かされるようで怖いので、わざと冷たくして近寄らせないようにする。
その時に「お前の○○が嫌だ」と暴言を吐いたり、舌打ちしたりして、本当に嫌ってるかのような素振りをする人も多いです。(こんなことされると、妻は夫と向き合おうと思わなくなりますよね)
このような態度をとるのは、浮気の事を妻にこれ以上知られたくないし、妻に隠れて浮気を続けたいと思っているから。
あるいは、妻が浮気相手の女性の事を知ってしまうと、女に対して何かアクションを起こすのではないかと不安だからです。
いずれにせよ自分の不倫行為と相手の女を守ろうとしているわけですね。
浮気中の夫でも、一応悪いことをしているという自覚があります。
そして妻への愛情が残っていれば尚更、「妻に悪いことしているな」「妻を傷つけている」「こんなことをして、妻はかわいそうだ」という気持ちもあります。
ただそれを素直に謝れないし、悪いことをしてると言ってもきっぱりと浮気をやめることもできない。
優柔不断な状態の中、できることといえば、妻から逃げること。
妻と目を合わせず態度を冷たくして会話をしなければ、妻への罪悪感も感じなくて済みますからね。。。
夫の冷たさは浮気中の一時期だけであって、元に戻る可能性もあります。
それはいつかと言うと、完全に浮気相手との関係が切れたときや、浮気についてのすべてが全部がバレた時。
もう隠すことがなくなった時です。
今冷たいのは、やましいことがあるからですから、全部ばれて妻に隠し事がなくなれば、冷たくする必要もなくなってきて、態度が軟化することもあります。
浮気中なのに家庭での態度が変化しないとき
家での態度が全然変わらない人というのは、悪いことをしている自覚すらないとか、奥さんにバレたらどうしようと不安にすらならない人かもしれません。
- 「男は浮気くらいしたって平気さ」
- 「どうせバレたって妻にはウソをつき続ければいいし~♪」
- 「別に妻が泣こうがわめこうが、どうだっていい」
こう思っていれば、浮気の渦中であっても、家庭での態度はあまり変わらないです。
(あまり良い傾向ではないです)
また、その浮気が完全に遊びである場合も、家庭での態度はあまり変わらない傾向があるようです。
本気で女を無料風俗と思っている場合や、完全にセフレ(出会い系で知り合っているとか風俗嬢との外会いとか)の場合などです。
浮気開始以前より、夫の心身が弱っているような感じのとき
基本的に、浮気中の男性は女の影響もあって機嫌が良かったり余裕で強気な態度になる人が多いようです。しかし、浮気開始前に比べて、心身が弱っている様子が見られるとか、情緒不安定な様子である場合。
- 鬱っぽい、暗い
- 独り言をブツブツ言う
- 爬虫類のような表情をするようになった
- いきなり痩せた、あるいは太った
- いつもイライラしている
上記のようにマイナスな不安定状態に陥っているとすると、考えられることは以下のとおりです。
まず、その不倫関係が非常にストレスになっているということ。
相手の女がダークで意地の悪い性格であるとか、本当に不幸を背負った女で、その女の「マイナスのオーラ」みたいなものを受けてしまっているようなケースです。
あるいは罪悪感を強く感じる真面目なタイプのご主人だと、奥さんや子どもさんへの罪の意識、バレたときの恐怖などに耐えきれなくなり、精神的に追い込まれている、ということも考えられます。
また、もともと夫自身に鬱病などの要素があって、それが不倫問題をきっかけに表面化しているということもあります。
鬱傾向のある人は、不倫開始の初期は不倫行為が抗うつ剤のように働くため、一時的に鬱が改善したようになるようです。
しかし、時間が経つにつれて、当然その「抗うつ剤」的な作用が消えていくので(当然ですよね)、もともとの鬱傾向が激しく表面化してしまうわけです。
言うことや態度が、日ごとにコロコロ変わるとき
家庭ではゴキゲンの日もあれば、奥さんに対して暴言を吐いてどこかへ行ってしまう日があったり。
「もう離婚したい(自由になりたい)」とつぶやいたかと思えば、その日の夜には「いつかマンションを買いたいな……」と言ったりします。
このように、考えや言動がコロコロ変わる夫は、実は女とは別れたいし家庭に戻りたいけれど、女に操作されて混乱している、ということも考えられます。
不倫関係は、深まっていくにつれて、男性側の性欲が冷めていき、女に対して飽きてきます。そうすると、浮気相手の女性が男の性欲が冷めたことに気づいて、不安と嫉妬心が生まれてくる。
次第に、さまざまな手段で男を心理支配することがあります。
- 「奥さんと別れるって嘘だったの?」
- 「ずっと待ってたのに」
そう言われると夫は、女を怒らせるとヤバいので女の機嫌を取ったり。
できもしない嘘をついて、女の不安を鎮めなければならなくなります。
その最中、ご主人は相当なストレスを受けているし、奥さんへの罪悪感や八方塞がり感も加わって、情緒不安定になります。それが、態度に現れるということです。
夫が日によって態度が変わるのは、相手の女に心理的操作されている一方で、家庭も失いたくない、離婚は本当はしたくないという気持ちがあるからです。
- 本当は、安定した家庭はキープしたい。妻への愛情も残ってるし子供は可愛い。
- だけど浮気相手が迫ってくるし、今まで散々、女に勘違いさせるようなことをささやいてきてしまった。
- 女がここまで本気になってしまうとは。。。そこまで考えてなかったどうしよう?
このような混乱が、不安定な言動、態度を生んでいるのでしょうね。。。
かたときもスマホを離さないとき
風呂にまで、トイレにまで、子どもと遊んでいるときも、寝るときも枕の下に、スマホを握りしめて生活している。
そんなに相手女性のことが好きなのか……と思うかもしれませんが、この現象は不倫者たちがもうすでに恋愛感情が失せていて、女の方が不安で仕方がなくなっているときにも起こりやすいです。
不倫関係が始まって間もない頃、男性側の性欲が頂点のとき、男性側が女を追いかけているような感じになっています。
そういう時、相手の女は「自分は(奥さんより)愛されている」という実感が持てるので、気持ちに余裕があり、既婚男性に対してしつこく連絡してくることは少ないです。
一方、関係が長くなってくるにしたがって、浮気夫側の熱力が冷めてきます。
そうなると、今度は男の側が、女に対して連絡をする回数が減ってきます。
回数も減るし、メッセージの内容の「熱量」が減るのですね。
そうなってくると今度は、そっけなくされているという寂しさと、「結局遊ばれていただけなの?」という怒り、「このまま棄てられるの?」という焦りと不安が、不倫女の中で膨らんできます。
その不安や怒りを自分で鎮められる女ならいいのですが、多くの不倫女は心が未熟なので、その不安を不倫男性に慰めてもらおうとし始めるのですね。。。
そして、何度も何度も男性に連絡をしてきます。
- もう、私のこと忘れちゃったの?やっぱり奥さんが一番なのね?
- 私、騙されてたんだ……
- もう飽きられちゃったんだね
こういうメッセージを送ってくる不倫女。
浮気に慣れていない男性や根が真面目な人だと、相手女性からの脅しに似た重たい連絡を受けると、女に対する義務感や罪悪感を感じ、「女にとっていい人」のままでいたいと思うのです。
女が不安がってLINEとかしてきたらすぐに返事をしないと、もっと情緒不安定になって、もっとプレッシャーをかけられるということに恐怖を感じ始めるから、スマホが手放せない。
1時間とか待たせてしまったら、女から「奥さんと一緒にいるから楽しいのね?私に言ってきたこと、全部嘘だったんだね」とかいう重いメッセージがやってくる。
そしてメンヘラ女が相手だったりすると「このまま返事がないなら、もういいわ。奥さんにバラすから。家にも行くからね?子どもさんの幼稚園にもお伺いしようかな??」みたいな家族を巻き込むような脅しをかけてくる女もいます。
その餌食になっている浮気夫は、自分の意思では女に対して「やめて欲しい」と言えないわけです。
だから女の言いなりで、スマホ即返信の毎日を送っているのです。
その構図は、まるでブラック企業の上司と部下ですよね?(もちろん、上司は不倫女ですよ。。。)
ですから、浮気中の夫がスマホを手放せない状態になっているのなら、相手女にのめり込んでいるというよりも、プレッシャーを受けているだけという可能性も考えてみてください。
浮気していることが妻にバレた時の浮気夫の考えと気持ち
浮気が奥さんにバレたときは以下のようになります。
浮気をしていることがバレた時、頭が真っ白になって、やばい!どうしよう?どうしたらいいのかわからない。まずい!とパニックになる。
厳密に言うと、心理というよりは「反応」といったところでしょうか。
頭が真っ白になった後は、思いつくのはどうしたら自分は守られるか?ということです。
どのように言い訳したら、自分は責められずに済むか。
どうすればこの場から逃げることができるか。
ここで考えるのは自分のことだけであって、妻がどれほど傷ついたかとか、自分の浮気がバレたことによって今後どうなっていくかということには全然考えは至りません。
人は危険にさらされると、本能的に「闘争か逃走」のどちらかの反応が出ますよね。
浮気が妻にバレた時、夫は危機にさらされたと判断して、とっさに自分を守るために闘争(闘って相手をおさえつける)か逃走(逃げる)のどちらかを選びます。
「闘争」の場合
闘争反応が出ているとき、とにかく妻と闘いモードになり、優位になるように威嚇してくることでしょう。たとえば
- 「女作って何が悪い」と開き直る
- 浮気したことを妻のせいにする「お前がかまってくれなかったから」「子供ばかり優先して居場所がなかったから」「お前を女と見られなかったから」
- 「うるさい!」「黙れ!」「女がごちゃごちゃ言うな」「誰に飯食わしてもらってる?」など、暴言で威嚇する
のような感じです。
「逃走」の場合
逃走反応のときは、何とかその場から逃げよう逃げようとします。たとえば
- 絶対浮気なんかしてない、お前の被害妄想だ!証拠を出せ!と、浮気を認めない
- 黙り込む
- あっさり認め「ごめんごめんごめんごめん」土下座、平謝りで逃げようとする
- 話し合いから逃げ、家から出てどこかへ行ってしまったり自室に引きこもったりする(家に帰ってこなくなる人もいる)
のような感じです。
浮気は、奥さんにたくさん嘘をつかなければできないです。
今まで散々妻に嘘をついて女と会ってきたため、真面目な人ほど、毎日強い罪悪感で苦しんでいたりします。
バレたらまずい、もしかしてバレてるかも?と、毎日ビクビクしていた夫。
しかしついにバレてしまったら、「あーよかった。もう嘘つかなくていい」のように、むしろ安心することもあります。
家庭を壊す気はさらさらない浮気であったり、妻を心から愛している男性に多い傾向ですね。
妻への罪悪感、浮気に対する罪悪感が強い人は、浮気がバレたことによって
「もう妻との関係は終わりだ!絶対に許してもらえるわけがない」「これから結婚生活は針のむしろだ!」と感じることがあります。
極端思考の真面目なタイプ、感情処理が苦手な不器用なタイプがこうなりやすいです。
あるいは日頃から妻が強く、妻に一切頭が上がらない男性も。。。
今まで、家庭生活と不倫相手の女との恋愛を「両手に花」状態で楽しんできた。
しかしそれも今日で終わりか。。。という残念な気持ちになることでしょう。
浮気が妻にばれたとしても、夫は自分の保身やいっぱいいっぱいになっていて、妻がどれほど傷ついたか、などには全然気づいていません。
夫から見ると、この時の妻は、「傷ついている一人の女性」ではなく「自分を裁き責める警察官や裁判官」のように見えています。(もちろん妻のタイプにもよりますが一般論として)
妻は、夫に対して、自分の傷ついた心を理解してほしいと思いますよね。
しかしそれは、もっと時間が経ってからでないと無理です。
浮気が発覚したそのときには、夫は今後の事について考える余裕はありません。
- あなた一体今後どうするつもりなの?
- 私と離婚してその女と本気で一緒になるつもり?
- 子供まだ小さいっていうのに、あなた家庭が壊れても本当にいいわけ?
と、今後の事について問い詰めたくなりますよね。
でもバレた瞬間、夫は先のことなどは一切考えられません。
さらに言えば、妻にばれる前であっても、あまり先のことは考えてないです。
この浮気女との関係は今後どうしていくか、妻との家庭をこれからどうしていくか。
そのようなことは考えず、ただその時楽しければそれでいいという状態です。
ですから、浮気がバレた瞬間に、夫と今後の事を話すのは少し早すぎです。
「お前とは、離婚を考えてたんだ」「もう家庭に愛はなくなったから、別居しようと思う」「女とはすぐ別れるから、安心して」
苦し紛れにご主人はいろんなことを言うかもしれませんが、これは今後の事を考え抜いて言った言葉では決してありません。
(浮気がバレたあと)奥さんとの関係で現れる態度・言葉・表情から夫の心情を読む
問い詰めるとキレる、暴言を吐くとき
妻に浮気がバレ、問い詰められると逆ギレ・暴言。これは浮気夫テッパン行為です。
逆ギレしている人は例外なく、怖れと不安でいっぱいいっぱいです。
- 妻がもっと怒ってしまったらどうしよう?
- 今秘密にしていることがもっと明るみに出たらヤバい。
- 妻が正当な権利を行使して、自分にも相手の女にも慰謝料請求とかしてきたら厄介だ。
- 妻の父親にバラされて、叱られるようなことになったら怖い。
- 妻が騒ぎ出して、相手の女の実家にまで乗り込んだらどうしよう?
おおむねこんな種類の怖れや不安に支配されるから、キレて威嚇して、妻が戦意喪失するように(無意識で)逆ギレているだけです。
浮気について奥さんが夫と話し合おうとすると、その都度逆ギレされてしまうと埒があきませんよね。
夫が怒りだすとこちらも感情的になり、泣いたり怒ったりするしか無くなる。
さらに逆ギレが高じて「もうお前とは離婚でいいよ」みたいに言われると、離婚というワードにビビってしまってそれ以上何も言えなくなるという悪循環に。
そしていつの間にか「逆ギレする夫が優位で妻が不利」となり夫婦の関係が対等ではなく、不均衡になっていくこともあります。
ですからその前段階で、奥さんの側が、浮気夫は逆ギレするのはよくあることで、勢いで「妻が悪い」と思わされやすいものだ、ということを知っておくことが大事だと思います。
浮気バレした瞬間、逃げたり、出て行ってしまうとき
浮気がバレて問い詰められたことをきっかけに、どこかへ行ってしまう浮気夫もいますね。
このような態度を取られると、奥さんは「本気で浮気しているんだ、私と離婚する覚悟もあったんだ!そこまで真剣だったなんて」と衝撃を受けると思います。
しかし、突然家を飛び出したり音信不通になる浮気夫には、そこまでの覚悟がある人は少ないです。
むしろ単純な動機でこうなっていることの方が多いです。
浮気がバレて突如消える逃避夫や閉じこもる遮断夫、音信不通になる夫。
そうなる理由は、とにかく逃げたいし隠れたいというものです。
奥さんが怒っていたり、目の前で悲しんで泣いていたり。心配そうな顔で両親を見つめる子どもがいたり。。。
そういう状況にいると、罪悪感が辛くいたたまれなくなって、逃げて隠れようとするわけです。
このタイプの人は普段は真面目な優しい家庭人であることも多く、自分のやったことが悪いことだと理解もしていると思います。
しかし、真っ当な責任を取ることはできないし、妻の怒りを受け止めることも怖くてできない。
不倫女と別れる約束もできない。(きっぱりと別れ話をする勇気がない)
女を手放す決断ができないまま、妻の怒りや悲しみに向き合うこともできない。。。
そんな葛藤が辛いので、とにかくその場から逃げることしか考えられない状況、ということです。
ですから、奥さんが問い詰めたから夫が離婚を決断したのかと言えば、そうではないです。
奥さんが辛くあたったから、夫が愛想をつかして不倫女の方へ行ってしまったのかといえば、それも違うでしょう。
むしろ、女に対しても優柔不断な気持ちしかないから、こうするしかないのです。
たとえ女の家に転がり込んでいたとしても、離婚して女と再婚しようと決断しているのかといえば、それもないでしょう。
単に女の住処が逃げ場としてちょうど良かっただけで、深い意味はないことが多いです。
突然家から逃走したり、自室にこもって会話を遮断したり。
ひどい態度ではありますが、その背景にある心理は、比較的理解可能ではないでしょうか。
妻に対する罪悪感とか、本当は妻に謝りたいけどできない弱さとか。
子どもに顔向けできない自己嫌悪感とか。
不倫行為は倫理に外れていて、人を傷つけることだと分かってもいる、でも止められない。。。
情けないとは思いますが、まだ「人間としての心」があるからこそ、こういう態度に出るしかないという人もいます。
このような形で逃避した浮気夫は、その心理を理解して対応すれば、戻ってくることもあります。
とはいえ、妻も傷ついて夫に配慮などできるわけないし、問い詰めないわけにはいかないですから、簡単ではありませんけれどね。。。
時間もかかるでしょうし、相手の女が「ここぞ!」とばかりに離婚を迫ってくる女であれば、大混乱することもあり得ます。
ただ、逃避夫や遮断夫、音信不通夫の本音は「本当は家庭を壊したくない、許して欲しい、楽になりたい、責めないで欲しい」みたいな消極的で弱いものです。
強気な行動からは想像できないくらい、夫本人は弱っていることが多いので、そこを理解しておくだけでも、戻ってこさせることは不可能ではないと思います。
許してもらえるわけがない、怒られるに違いない、妻の傷に向き合いたくない……
情けないですが、逃避夫や遮断夫、音信不通夫は、そういう状態になっているのです。
話し合いそのものを避けるとき、黙るだけのとき
- 妻が「その女性とは別れて欲しい」と言っても、黙る
- 「私のことはもう嫌いになったの?だから浮気したの?」と聞いても黙る
- 「私たち夫婦を、これからどうしていきたいの?」と聞いても黙る
- 「もう、離婚したいっていうこと?本当にそれでいいの?」と聞いても黙る
浮気バレした後から、このように黙るだけの場合。
浮気が奥さんにバレた直後は、パニック状態で固まっています。
頭が真っ白になっているので、何も考えられないし、何を言っていいのか頭が回らない状態です。
普段から口べたであったり、会話のテンポが遅かったり、要領が悪くて不器用な男性は、こんなとき「黙る」ことしかできません。
このとき、本人は反発しているわけでも怒っているわけでもなく、ただ何もできないのです。
一方、このときに、ペラペラと口から出まかせで浮気を正当化したり「絶対やってない」とシラを切ったり、逆ギレして妻を責め始めたりするタイプの男性もいます。
その人たちは、口が達者で頭の回転が早いだけで、背景にある心理は同じくパニックになっているだけです。
黙っていようがペラペラ言おうが、中身はほとんどなく、ただパニックで何とか逃げたいと思っているだけということです。
一方、浮気発覚後しばらく経つと、夫もパニックから抜け出して心理的にも変化が見られます。そんなときに黙り込む人の思考とは
黙ったまま時間が経てば、うやむやにできるだろう、何とか時間が過ぎれば妻も浮気のことを忘れてなかったことにしてくれるだろう……という甘い期待で逃げ切ろうとしています。
「黙る」という貝殻の中に閉じこもり、嵐が去るのを待とうとしているわけですね。
妻に、まだ何かを隠している:妻にはまだバレていない何かを隠したいために、黙っているということもあります。
口下手でウソが上手につけない男性は、何か言えばボロが出るから、何かを隠していたいときは黙っているものです。
たとえば「一度きりの関係だ」ということになっているけど、実はもう2年も続いているとか、相手が実は一人ではなく複数であるとか……
悪いことを想像するときりがありませんが、とにかくあなたが知らない何かを隠すために、黙っているということも考えられます。
どうしたいのかわからないので、聞かれても答えられないから黙っている夫も多いと思います。
妻は浮気中の夫の「言葉」を求めますよね。それに真実が入っていると信じているから、夫の言葉を聞きたいわけです。
だから「あなた、私たちのことどう思っているの?」「その女性のこと、本気で好きなの?私と離婚して一緒になりたいと思っているの?」みたいに聞くと思います。
しかし当の本人は、今後どうしたいのか、自分でもわかっていないのです。
普通の感覚では理解できないですよね?
脳の病気でもない限り、何もわからず浮気などというリスク満載の行為ができてしまうなんて!
しかし、自分はどうしたいのか、何を求めて女と会ってるのか、妻とは今後どうするつもりか、何も考えられないし考えたくないという状態になっている不倫男性は驚くほど多いです。
ですから何を聞かれても、はっきりとした自分の意思がないので、何も答えられない。
だから黙るしかないのです。
日頃から妻が先導し、夫は黙っているという関係性の場合、夫婦間で何か重要なことを判断しなければいけない時に、いつも妻が先導して、夫は黙っているという関係性のご夫婦がいます。
そういうパターンになっていると、不倫問題についても夫は黙りがちになります。
この場合は自分が起こした問題だとはわかっているし、反省しているのかもしれませんが、
面倒なコトが起こったら、妻に任せておけば妻が勝手に片づけてくれる」と、丸投げしているのです。
また、妻には何を言ってもわかってもらえないし、自分は口では妻に負けるので、黙っているしかないというケース。
口喧嘩でいつも言い負かされて黙り込んでいる夫だと、こういう問題が起こったときも最初から妻と向き合う気持ちになれず、開き直り的に黙ることがあります。
さらに、やさしいご主人に多いのですが、浮気の詳細を妻に話したり、本音を言ってしまうと妻を傷つけるから黙っているという人もいます。
妻としては話してもらった方がいいと思うものですが、夫なりに妻の気持ちに配慮しているわけですね。
一方、話すことで妻が自分を見切ってしまい、関係悪化したらどうしようという怖れから、自分を守るために黙る人もいます。
浮気がバレてすぐ謝り反省したとき
奥さんに浮気がバレたときに、すぐに反省の言葉を口にするご主人がいますが……。
「悪かった!出来心だったんだ!もう二度としないよ。お前を傷つけたことを心底後悔してる!今からの俺を見てくれ、絶対に変わってみせる!!」
このように、妻バレした瞬間にすぐ反省を口にする浮気夫は、水面下で継続している率が非常に高いですので注意してください。
奥さんに浮気がバレた瞬間に、自分がやってきたことを反省し、奥さんの心の傷を理解し、心から反省し、そして今の不倫関係をキッパリとやめよう!と決意できる浮気夫はゼロに近いと思います。
稀にいるかもしれませんが、それは、相手の女に相当飽きているとか、奥さんの傷つき方が尋常でなくヤバい状態になってしまったなど、特殊な事情がある場合です。
不倫男性が本当に反省することができるのは、女との関係が完全に切れてからです。
そして、奥さんがどれだけ傷ついているのかを肌で体感し、自分がどれほど人を傷つけてきたのか、リスキーなことを平然とやってきたのかを理解してからです。
本当の意味での反省ができるのは、女と別れ、「不倫洗脳」の状態から完全に解けて、かつ数か月から数年くらい時間が経ってからです。
ですからバレた瞬間に反省の態度を奥さんに見せるということは、その態度は本心ではないと思われます。
奥さんからの追及から逃れたいし、かつ不倫女とも別れたくない。
こういった不倫男性特有のズルさが「反省した態度を見せて、妻を黙らせよう」としているのだと思われます。
浮気について開き直るとき
- ああ、浮気しているよ。だから何?
- 俺が全部悪い。わかっている、お前には悪いと思ってる(でも浮気はやめない)
- 彼女のこと、好きになってしまったから、しょうがないじゃないか
- 生活費だって入れてるし、別にいいじゃん、好きにさせてくれたって……
浮気がバレたときに、このように開き直ってしまう夫がいます。
堂々と開き直られると、何だか夫が正しくて、浮気されている自分の方が間違っているような気分にもなりますよね。
悪いことを悪いと思っていないかのような表情で、妻の願いを全部跳ね返してくる。
このときのご主人は……
浮気夫が開き直る一番の理由は、浮気をやめるつもりはないし、妻にもそれとなく知らせておいて、浮気を暗黙の了解状態にしたいということだと思います。
事実情の浮気継続宣言ですね。。。
俺は浮気してるから。続けるから。お前が何を言っても、変わらないからね。あきらめてね。
そういう意味で、開き直っている可能性が一つ。
関係が始まったばかりで、浮気相手の女を絶対手放したくないと思っているときなどは、特にこうなります。
妻にバレてこれ以上怒られたくない、でも要領よく言い訳をすることもできないとき、開き直ることで「貝」の状態になって、嵐が過ぎ去るのを待とうとしているのかもしれません。
開き直ってしまえば、のれんに腕押し……妻も降伏するだろう、みたいな感じです。
浮気が妻にバレた、そして妻から今後どうするつもりか聞かれた……しかし、自分でもどうしていいのか分からない夫もいます。
信じがたいですが、自分がどうしたいのか、何を求めて浮気しているのか、妻にバレてから妻との関係をどうしたいのか、バレたあと女とはどうするつもりなのか。
まったく分からないまま、無計画に浮気を続けている男性は非常に多いです。
「まあ、何とかなるだろう」みたいな。
そんな状態で妻にバレて問い詰められると、自分でもどうしたいのか分からないので
「さあ、どうしよう?」「離婚する気はないけど、今のところ彼女とも別れられないし……」のような、いい加減な言葉が出てしまうのです。
そんな状態は、妻から見ると「開き直っている」と見えると思います。
妻の傷ついた気持ちを無視し、自由に女と遊び。それでも家庭に帰って妻の作った夕飯を食べ、子どもの父親の地位はキープしたい。
そのような身勝手なオレでも、妻は許してくれるに違いないし、どうしようもできないに違いないと思っている夫。
それは妻に対する甘えですよね。
もっと言えば、妻をナメているということです。
「俺はそういう男、仕方ない」「家庭を壊さない範囲だったら遊んだったいいだろ!」で押し通せば、妻は黙るしかないはず、と甘く見られているわけです。
悲しいですが、夫婦の力関係が夫優位で妻が下位だと……こうなりやすいと思います。
「相手の女に本気だ」と言い張るとき
- 彼女に本気になってしまった、彼女への想いは本物だ
- 浮気じゃないんだ、本気で付き合っているんだ
- 彼女と一緒になるつもりでいる
妻バレしてから、「相手女性との関係が本気だ」と言い張る夫。
こういうことを言う夫の本音も、上記の「開き直る夫」と似ています。
つまり、浮気をやめるつもりは無い【事実上の浮気継続宣言】とか、妻と向き合うことを放棄【甘え】といえます。
相手女への気持ちが本気なんだ!と妻に宣言すれば「愛しているからしょうがない」みたいな意味不明な免罪符を手に入れたつもりになって、女と別れるという約束をしなくて済むと考えているわけです。
また、「女に本気だ」と言えば、妻がショックを受けて黙るに違いない……奥さんの傷ついた気持ちに向き合う必要もなくなるし……
そういう魂胆から、相手女に本気だと言い張る浮気男性がいます。
しかし、そもそも不倫恋愛に「本気」などありえないです。
特に男性側が言う「本気」とは単純に気分が盛り上がっているだけということで、本気で妻と離婚し不倫女と成就するつもりなら、本格的に「行動」が伴っているはずです。
具体的に妻との生活を清算し、今の関係者にお詫び行脚をして、不倫相手の女と共に罪を償い、子どもの養育や妻への慰謝料、その他、具体的に奥さんとの生活を清算する行動が伴っているのか?
そこをしっかり見極めてください。
それがない中での「相手女への本気だ」宣言は、上記のとおりですから、真に受けないように気を付けてください。
浮気が終わっても、反省の態度が見られない、2つのパターンとは
夫の浮気が終わったとしても夫が反省の意識を見せず謝罪もしないと、妻は本当にやるせなく辛い思いが長く続くと思います。
浮気が終わっても、反省の態度が見られないご主人には2つのパターンがあります。
一つは本当は反省しているけど、それを表現できない人。もう一つは、浮気を本当に悪いこととは思っておらず、反省しない人です。
反省しているけれども言葉に出せない、態度にも出せないという人とは、たとえば……
簡単に反省する素振りを見せると、妻から「罪を償え!」と責められるのではないかと怯えて自己防衛的になっている人がいます。
悪いことしたことはわかっているし、妻を傷つけたことはわかっている。
だけどこれ以上怒られたくない。惨めな気持ちになりたくない。
罪悪感が強いタイプや、気が弱い人に多い反応です。
このタイプの場合、妻が反省を流すような視線を送らず、ただ傷ついた気持ちだけは夫に感じさせるようにしていくことによって、自己防衛が解除され妻の気持ちに寄り添うことができるようになる人もいます。
「男は強くあるべき、女に頭を下げることなどできない」という俺様タイプの人は、素直に反省の色を見せて謝ることは、プライドが邪魔してなかなかできないようです。
小さい時から、男は堂々としてろとか、やられたらやり返せとか、ウジウジしてるとやり込められるぞ、と言ったような教育を受けている男性に多いです。
もしあなたのご主人がこのような俺様タイプであれば、内心反省していたとしても、それを素直に女性であるあなたに表現できないんだと思います。
このタイプの人には、反省してほしいと詰め寄るほど、「もう終わっただろう」とか、「そもそも、お前が悪かったんじゃないか」と自分を正当化し、逆ギレして威嚇してくることもあります。
俺様タイプの人に対しては、言葉よりも今後の行動で反省の色が見られるかを観察してみてはいかがでしょうか。
直接的な反省はなくても何かを買ってくれたり、あなたが喜ぶことやろうとしてくれたり。
本人の得意分野で、あなたに何らかの埋め合わせをしようとする人もいます。
たとえば車好きの夫だと、「ドライブ連れてってやろうか」とか、「お前の会社まで送り迎えしてやるよ」みたいな。
こういった様子があれば、おそらく内心では悪かったし償いたいなと思っているのだと思います。
口では言わないけれど、妻を気遣っている感じがすれば、内心では反省しているのかもしれませんね。
男性の中には、浮気に対して罪悪感をほとんど持っていないという人もいます。
さらに、人を傷つけるということへの罪悪感を持っていない人もいます。
残念ながら、あなたの夫がこのようなタイプの男性である場合。
あなたがどれだけ傷ついていても、妻の気持ちを理解して、悪いことをしたな……と反省することは期待できないです。
奥さんが浮気中の夫から振り回される心理状況とは?
ご主人の浮気が発覚してから、多くの奥さんは一時的に、正常な判断力を失ってしまい、自分が何をしたいのか、どうしたらいいのかわからなくなってしまうことがあります。
ネットスラングで「サレラリ」ともいわれていますね。この状態になっているとき、浮気している夫から洗脳されてしまい、まるで夫が正しくて自分が間違っているかのように錯覚させられてしまうこともあります。
振り回されてしまうのですね。。。
この、サレラリ状態とは以下のような特徴があります。
今日は夫はどこに行ったのだろう?仕事はいつ終わるのだろう?車はどこに停めた?飲み会は誰と行ったの?今週の土日は家にいるのか、あるいはゴルフ?釣り?
今までは夫がどこで何をしていようがあまり関心がなかったのに、夫の動向を探りまくって一日が終わってしまう。
車や携帯にGPSを付けて、GPS追跡画面をずっと見つめ続けている人もいます。
そうなるのは「また浮気しているのではないか?」という不安が原因。
動向を全て知っておけば安心できるから、そのときそのときの安心を求めて夫の動向調査がやめられない……。
「奥さん、まだ水面下の可能性がありますよ?」という探偵の策略にハマり、数百万円の探偵調査料を払い、夫の素行調査を続けている人もいます。
一種の強迫神経症の状態といえます。
浮気夫のことが、今までよりも素敵な男性に見えるようになってしまう現象。
今までよりも生活の中で夫を優先することが多くなり、夫に気に入られるような態度を取ったり。
何か言われたら、夫に気遣いしながら答え、夫の好きな料理を作り、夫の帰宅を寝ずに待つようにもなります。
夜の生活も今まで以上にするようになり、妻からも求めることが増え……
はたから見ると、浮気夫に奥さんがすがりついているような状態になっています。
これは、夫の実像ではなく「不倫女に盗られそう」という状況に焦っているために、実際以上に夫が価値ある存在に見えているだけです。
浮気しているのは明らかなのに
「もう女とは会ってないよ、安心して」
「ホテルには入ったけど、部下が貧血で倒れたから介抱してただけ」
「カバンに入ってたコンドームは、ドラッグストアでもらった試供品」
みたいなありえない夫の言い訳を鵜呑みにしてしまうことがあります。
「浮気したのはお前のせい」
「レスだったから、女は無料風俗みたいなもんだから」
「あの女のことを好きだと思ったことは無いよ」
こういう夫のウソも、心から信じてしまいます。
これは、真実を知るのが怖いために、夫の甘いウソに自分から積極的に騙されようとしている状態といえますね。
奥さんの心がまだ真実を受け止められるほど回復していないため、心を守るためにも必要な防衛本能なのかもしれません。
あなたは妻なんだから、ドーンと構えていなさいよ
男の浮気なんて、飽きたら戻ってくるわ
浮気を問い詰めたらダメ!離婚になるわよ
こういう昭和のおばさん的アドバイスを鵜呑みにして、見て見ぬ振りをするしかできずに時間だけ過ぎてしまい……。
本当は自分で何とかしたいのに、自分の考えが間違っているように感じて、人に従うことしかできない状態になります。
あるいは「浮気、無料相談」と検索して出てきた業者に電話をかけまくり、意見を聞きまくり、どの意見もが正しいと感じてしまうことも。
- 証拠を取るなら今しかありませんよ、奥さん!(探偵調査料300万円です)
- 〇〇式夫婦再構築カウンセリングを受けなさい。そうしないとご主人は水面下で女と不倫を続け、あなた方夫婦は破滅しますよ?(長期継続カウンセリング料150万円です)
- 不倫女にギャフンと言わせれば不倫は解決です(不倫女にギャフンと言わせるプログラム150万円)
- ご主人には何を言っても無駄です。女と別れさせる工作をしましょう(別れさせ工作は300万円です)
- 女に慰謝料請求すれば、夫婦は元に戻ります(弁護士料50万円です)
- あなたが愛される可愛い妻に変われば、夫は不倫をやめますよ(愛サレ妻マニュアル2万円)
このような業者の言葉に左右されて、探偵や工作業者に高額な探偵調査料を払ってしまったり夫婦修復業者に搾取されることがあります。
ただ時間が経つと……結局自分は何をしたいのか途中でわからなくなったり、周りの人に「あなた、ちょっとやりすぎよ」と言われて、また考えがブレて挫折。
こうなるのは、浮気されたことのショックにより自尊心が破壊されていて、自分の存在に価値が無く、自分はバカで役立たずだという心境になっているからです。
極端に自信がないため、自分の意思で正しい判断ができないし、誰かに助けてもらうことしか考えられない状態です。
夫が浮気したのは、女に操られていたからだ!!と、浮気相手の女に異常な怒りを持ちます。
女を叩く活動を実際にする人もいます。
女の職場や実家に乗り込み、不倫の事実をバラしたり。証拠写真を女の実家に送ったり……
夫と不倫女の密会場所まで尾行して、言葉通り叩きのめした人もいます。
そこに「夫の存在、夫の感情」は消えていて、あるのはとにかく女への怒り。
私の夫を奪った悪い女。私の夫をたぶらかした女狐め!
こうなるのは、夫に浮気されているという「悲しみ」を受け止められないからです。
悲しみを受け止め自分と向き合うことができる状態に回復していないので、悲しさが怒りに変わっているのです。
かつ、本来怒りを向けるべき我が夫をスルーして、女に対してだけ怒りを向ける理由は、夫への精神的な依存が残っているから。
「夫からは嫌われたくない、夫からはまだ愛されたい、何とか夫を取り戻したい」と思っているため、夫を直撃することができず
正常な判断ができないため、浮気は男性側が仕掛けることが多いという事実や、性行為は男性側が機能しないと成立しないということに思い至らないのです。
浮気を問い詰めると夫からは「お前が〇〇だったから、浮気したんだ、お前だって悪いんだ……」などと言われ、それを信じてしまい
夫が浮気したのは、私に問題があったのだ、と思い込んでしまいます。
サレラリ期に一番多い現象です。
冷静に考えれば浮気夫が口走る「お前のせいで」は自己保身でしかないのに、それに気づくことができません。
誰かに相談すれば「あなたにも至らないところがあったんじゃない?」と言われ、ますます自分のせいで浮気されたという考えが固まってしまい
世間的にも男性の浮気は妻に魅力が無いから、と主張する人もいるので、そちらの意見を鵜呑みにしてしまいます。
こうなるのは、正常な判断ができず、自分の考えに自信を持てないから。
また、浮気の原因が自分にあるのなら、その原因を改善させれば、浮気は終わるかもしれない……と、妻が希望を見出してしまうからです。
料理を完璧にこなそうとしたり。
メイク、ダイエット、ファッションなど、女としての自分磨きに没頭。
それが明らかに過度になっていて、女性としての自分を楽しむというレベルではなく、執念のような感じになっている人もいます。
こうなるのは女性としてのプライドが破壊されているから。
女としての自分はもう終わってしまっている、価値が無い、女と思われていないのではないか?
……不倫女には負けたくない!また夫に女と思われたい!
そういう劣等感と闘争心が、過度な自分磨きとして現れているわけです。
自分さえ女として価値ある存在に生まれ変われば、夫は女と会う必要がなくなるから、浮気をやめて戻ってくる!と、勘違いをしているのも一因といえます。
不倫以前は、仕事や子育て、友人関係や趣味など、いろんな分野でやりがいを感じていたのに、サレラリ期は「夫婦修復すること」だけが人生唯一の目標に変わってしまいます。
夫との関係をよくするために仕事をやめたり。
子どもをほったらかしにして夫を構おうとしたり。
「夫婦修復 成功例」「夫婦修復 方法」と一日中ネット検索し、修復法を研究する毎日に。
こうなってしまうのは「夫婦修復できなければ、私は不幸になる」という思い込みに支配されているから。
視野が狭くなっているうえに、極度の自信喪失状態なので、夫に棄てられたら人生終わりだと結論づけています。
だから夫と修復する以外の道が考えられないし、そのためには何を犠牲にしても良い!と考えが偏ってしまいます。
夫婦修復業者(カウンセラー、工作業者)に高額を搾取されるのも、これが一因かもしれません。
- 浮気されたおかげで、本当の愛と赦しが何なのか理解できました
- 浮気されたことがきっかけで、私はアダルトチルドレンだということに気づいたんです
- 浮気されたのは、私を目覚めさせるための、宇宙の計らいだったんだと思います
理不尽な浮気事件を正面から受け止められないので、「この問題には、何か意味があるに違いない」と自分を無理に納得させて、楽になろうとする心理です。
浮気されたことをきっかけに、宗教やスピに行く人に多いです。
ただ結局のところ現実逃避の一種なので、今の不倫問題は放置されてしまいます。
この、浮気夫や世間に振り回されやすい「サレラリ状態」はどのくらい続くのかというと、それは本当に個人差があって、2週間くらいで終わる人もいれば、5年とか10年以上と長く続く人もいます。
浮気問題をきっかけにして、人生そのものが明らかにおかしな方向へいってしまう人もいます。
そこまで長いことサレラリっていると、現実生活が成り立たなくなり、子どもは放置とか、夫婦はほとんど崩壊しているとか、安定した職業を捨ててしまったために経済困窮状態とか。
実生活で影響が出てくることもあります。。。
また、サレラリ期の特徴の一つともいえるのですが、サレラリ真っ最中の方は、「自分はサレラリで思考がおかしくなっている」とは気づけません。
多くの奥さんは、「今思えばあのときはおかしかった……」と思い出すことによって、自分が当時サレラリだったと気づきます。
浮気夫から振り回されないようになるには?
浮気夫から振り回されないようになるには……それは、結局のところ、「自分を取り戻す」ということだと思います。
自分は何を考え、自分は何を幸せと感じ、自分は夫とどういう関係になりたいのか。
他人がどう言おうが、その意見の真偽を自分の感覚で判断できるようになったとき。
自分がこれでいいんだと思える人生を、再度歩き始められるようになったときに、サレラリから抜け出し、夫から振り回されなくなります。
ですからもともと「自分」というのが弱く、夫への依存心が強いとか他人の意見に振り回されて生きてきた方だと、サレラリは長く続くでしょう。
(そもそもサレラリなのかは関係なく、いつでも他人に振り回されているだけなのかもしれません。)
一方、もともと「自分」というものを持っていたけど、夫の浮気で一時的にサレラリになり自分を見失っていた方の場合。
そこから抜け出すことができれば、当然もとのように「自分軸」で歩み始められます。
そのためにはやはり、「自分は何を感じ、どう考えるか、自分にとって幸せとは何か」を探し続けることです。
サレラリ中は、それができないので苦しいですよね。
でも、できないながらも探し続けることが大事です。
「一瞬でサレラリから抜け出せる、自分軸育成の薬」があれば、迷わず飲むでしょう。
ただ、そんな薬は無いし、むしろ悩みながら時間をかけて自分に向き合わないと、サレラリから抜け出して自分軸を作ることはできないと思います。
わからない、ブレる……わからない、ブレる……やっぱりわからない……誰か助けて……。
この状態でぐるぐるグルグル、繰り返す日々が続くかもしれません。
ただ、ぐるぐるグルグルしているとき、あなたの心は回復しているし、思考力も精神力も作られているのです。
逃げずにご自身の心に向き合うことが、結果的に早くサレラリから抜け出せるし、一回りしっかりした自分軸を養うのではないでしょうか。
そしてサレラリから抜け出すと、夫が何をしようが何を言おうが、あるいは他人がどう言おうが、振り回されないようになってきます。
妻が「自分軸」を持つと夫の浮気問題が解決することは多いが、それはどういうことか?
夫の浮気の問題を解決するにあたり、奥さんが「自分軸を持って対処すべき」という意見を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
たしかに奥さんが自分軸を持って、振り回されずに、夫に向き合うことで、不倫問題が「奥さんの納得する形」に落ち着いていくことがあると思います。
この問題に対して自分軸を持つべきというのは、「奥さんが自分軸を持つ」イコール「夫が浮気をやめようがやめまいが、奥さんが自分の人生を幸せに生きていけるようになる」ということだと思います。
自分軸であれば、他人の言動に左右されず、自分らしく自由に生きられる。
一方他人軸であれば、他人の言動に左右されるために自分を見失い、不自由な生き方になる、ということです。
夫が浮気している状況のなか他人軸であれば「夫と不倫女の言動に左右されるために自分を見失い、不自由な生き方しかできない」という状態になっていると思います。
もちろん、完全に自分軸で生きている人などおらず、普通は自分軸7割、他人軸3割くらいで生きているはずです。
しかし夫の浮気に直面すれば、どの奥さんも100%他人軸状態になって、不倫者たちに振り回され自分を見失い、何がしたいのかわからなくなる時期があります。
ただ、時間が経って心が回復するにしたがって、100%他人軸状態だったところが徐々に自分軸を取り戻し
「私は夫に何を言いたいのか、夫と今後どうしていきたいのか、不倫女には何をどう感じ、何をしたいのか」
が、わかるようになってくるでしょう。
その気持ちを否定せず自分が納得できることを考え行動していくうちに、自分軸の割合が増えていきます。
さらに、奥さんが自分軸で生き始めるようになると、自然と、夫という他人にも自分軸があって、その人のしたいようにする権利があるんだ、と受け入れられるようになります。
究極を言えば、夫が別の女と浮気していても、それは本人が自分軸で選んだ生き方なのだ、と思えるようになるということです。
そして、奥さんが自分軸を取り戻し、夫にも夫の自分軸があるんだと理解できる状態になると。
奥さんの、夫に対する態度が変化してくると思います。
夫も、奥さんが本人自身の幸せな人生を生き始めようとしていることに気づくわけですね。
そのとき、夫がどう感じ、どう動くか。
それは、本当に夫によってさまざまですのでわかりません。
不倫女との別れを決意し、奥さんの元へ戻ってくる人もいます。
このまま浮気を続けていれば、奥さんが自分を棄てて、別の幸せの道へと去っていくことが怖くなって戻ってくるのです。
一方、女のところから戻ってこない人も、当然います。
奥さんの状況にかかわらず、いつまでも浮気をやめない夫もいるでしょう。
それは、夫にだって自分軸があって、「浮気を続ける」という生き方を本人が選んでいるからです。
一方もちろん、そのような道を選んだ夫と今後どうしていくか、奥さんはご自身の自分軸に従って、自由に選べるのです。
離婚をするか、浮気を続ける夫でも愛しているのだから一緒に居続けるのか。
夫をATM化して利用できるだけ利用するか、形だけの仮面夫婦で生きていくか。
その形態にかかわらず、奥さんが心から納得して選んだ道であれば、それは立派な「浮気問題の解決」と言えるのです。
それこそ他人が「そんなの夫婦じゃない、おかしいよ!」と声高に叫んでいても、ご自身が心から納得しているのであれば、どうでもいいではありませんか?
余計なお世話ですよね。
ただし。浮気という心理構造上、奥さんという立場の人が、本気で
「浮気を続けるなら、私はあなたとは離れます」という決意をすることが、夫の意識を変えることが多いです。
奥さんの自分軸からの言動から、夫が浮気をやめた、という展開にはなりやすいということです。
もちろん「夫の浮気をやめさせるために、自分軸で生きよう!」という感覚では意味がないし、効果もないです。
そもそも、その考えが他人軸ですからね。。。
「夫が浮気をやめるかどうか知りませんが、自分は自分で幸せになれるから、自分の納得するように生きて行こう」と本心で思えるようになれば、それに影響を受ける形で夫が変化し、浮気をやめて家庭に戻ってくることが多い、ということです。
繰り返しになりますが、ご主人の浮気問題に対して、自分軸を持つべきだと思いますが、そう主張するのはなぜかと言うと
あなたが自分軸を取り戻すことで、夫が浮気をやめようがやめまいが、あなた自身の人生を幸せに生きていけるようになれるからです。
「夫に愛サレる妻」ではなく、「夫を愛するか否かを、自分で決める妻」になるのですよ!
「浮気サレない妻」ではなく、「浮気した夫とこれからどうするのかを、自分で決める妻」になってください。
こうなったとき、あなたはどの道を選んでも幸せになれます。
そのとき夫が隣にいればそれも良し、夫が別の道を歩いていたとしても、それも良し、という状態になっているはずですからね。