不倫している人たちは、何も根拠がないにもかかわらず「自分たちは絶対大丈夫だ」と思い込んでいます。
何を大丈夫だと思うのかは、浮気夫とその相手の女によって違いがありますが、いずれにせよ非常に考えが甘いのです。
絶対にバレてない、今後もバレない
まず、浮気夫とその相手の不倫女共通になりますが、「自分たちの不倫は絶対に周囲にバレていないし、今後も絶対バレない」と思っています。
実際はすでにバレていたり、このままいけば確実にバレる状況になるにもかかわらず、見えていないのです。
ですからバレないように、という対策も非常に甘いし、バレたあとどうすべきか?などは全く考えていません。
そのため多くの浮気夫は、妻バレしたときに、逆ギレを起こしたりしらばっくれて逃げたりするしかなくなるのですね……。
不倫女の「絶対大丈夫」という思い込み
不倫者は共通して「バレてないし、今後もバレない」という思い込みがありますが、不倫女の方には女性不倫者特有の「絶対大丈夫」という思い込みもあります。
それは、「絶対彼は、私を愛し続ける」というものです。
絶対大丈夫、彼は私を愛し続ける
不倫女も一応、不倫関係というのは、女性側が非常に都合よく性のオモチャみたいに使われてしまう関係だということは理解しています。
数多くの不倫女性が、既婚男性に都合よく利用されて、影で泣いているという事実を知っているのです。
しかしながら……
「自分だけは違う。自分だけは、絶対に彼から愛されている。絶対に彼は、(奥さんより)私を選んでくれる」
と、他の不倫者と自分は、絶対に違うと思っているわけですね。
実際は、ご存じの通り、どの不倫女も結果として同じ境遇に追い込まれていきます。
つまり、飽きたら棄てられるということです。
ただ、不倫女は既婚男にハマっている間は、「もしかしたら他の不倫女性と同じ目に遭うのかもしれない」ということは、怖くて受け入れることができません。
だから絶対大丈夫、絶対大丈夫と、思い込もうとしているのです。
- 私たちは純愛なんです
- その辺の不倫とは違うんです
- たまたま結婚している男性と愛し合ってしまっただけ……
こういうたぐいの発言をしている女は、たいていそう思い込んでいます。。。
バレても絶対、彼は私を守ってくれる
また、不倫男性からは耳障りの良い言葉を毎日聞かされている不倫女性。
その言葉は「絶対君を守るよ」「君を〇〇から救いたいんだ」みたいなことも含まれていますよね。
そのため女は、もし不貞関係が世にバレたとしても、絶対に不倫男性から守ってもらえると思い込んでいます。
奥さんから何か言われても守ってくれる。会社にバレても守ってくれる。。。
でも、バレたときに、手のひらを返すような態度を取って、不倫女を守らない男性は驚くほど多いという現実。
不倫男性は自分の不倫がバレるわけがないという前提でやっていますから、バレた後のことなどほとんど考えていません。
だから耳障りの良いことをスラスラ言えるわけです。
予想に反してバレてしまったら、不倫男性は豹変して、保身に走ることも多いですから、そのときになって「全然大丈夫じゃなかった」と気づくことになるのです。
浮気夫の「大丈夫」という思い込み
不倫女とは違った意味で、男性である浮気夫は「絶対、大丈夫」と思っています。
それは「バレても絶対奥さんには許してもらえるから大丈夫」という思い込み。
そして「バレても自分の奥さんは何もしないはず」という思いこみが多いようです。
「バレても絶対奥さんには許してもらえるから大丈夫」
これは多くの日本人男性が、勝手に思い込んでいる思考ですね。
妻は(女性は)夫の(男性の)浮気くらい許すもの。
バレても、結局最後は許してくれるに違いない。
このように、無意識レベルで思い込んで疑っていないです。(そうでない人もいますが、そういう人は不倫をしません。)
「バレても自分の妻は何もしないはず」
あと、もしバレても、自分の妻は何もしないはずと思い込んでいる夫は多いです。
何もできるわけがない、とナメていると言ってもいいかもしれません。
- 相手女に慰謝料請求なんてする勇気はない
- 離婚を決意するなんて、そんな大胆なことできるわけない
- 俺に向かって「浮気をやめろ」と堂々と言うなんてことはできるわけない
- 女に会って不倫をやめさせようとするなんて、できるわけない
奥さんの行動力をナメているということですね。
だからもしバレても、奥さんは何もしないしできるわけがないから、「大丈夫だ」と思うわけです。
そして、謝ればいいや……反省したフリして土下座して、ブランドバックでも買ってやり、旅行に誘ってみよう。
そしてしばらくしたら多分奥さんも機嫌を直すから、そうしたら女にまた連絡を取ればいいか……
と、ズルく立ち回る浮気夫もいるのです。
大丈夫じゃない!を実感させないと再発の危険
浮気した夫の思考回路は、上記のように「浮気しても大丈夫、バレても大丈夫」です。
この根本思想をしっかり改めさせないと、ほとぼりが冷めたらまた再発させる危険があると思います。
- バレたから奥さんに謝ったら、ビンタされたけど結局許してくれた
- 奥さんは泣いていたけど、許そうと努力してくれている
- バッグや時計を買ってくれたら、許してあげると言われた
- 次やったら、お小遣い2万円にするわよ、と警告された
奥さんの態度がこの程度であれば、浮気夫は「やっぱり、大丈夫だったな」と安心することでしょう。
夫に浮気されたけど、どうにかして許してあげたいという気持ちは素晴らしいですが、あまりにも早く許してしまうと、浮気夫の「絶対大丈夫」という思い込みを強化させてしまいます。
ですからむしろ「大丈夫じゃなかった……本当にヤバイかもしれない」と思わせた方が、長い目で見るといいのではないかと思います。