夫に浮気されると、妻は本当に傷つきます。
そしてその悲しみはいつしか「夫に復讐してやりたい!」「後悔させてやりたい!」という怒りへと変わります。
もう、浮気夫とは別れる決意ができた女性は、夫に後悔させてやりたいという動機での離婚を選択することもあります。
浮気した夫に、後悔させることを目的として、離婚することはありでしょうか?
浮気夫は離婚で後悔するか?
浮気された妻は、夫に仕返しをしてやりたい!浮気したことを後悔させたい!と思いますよね。
その手段として浮気夫を捨て、離婚してやるという方法。
これも一手段として有効だとは思います。
実際に、不倫を理由に妻から離婚を言い渡された男性は、後悔することも多いです。
離婚は多くの男性にとって、経済的にも社会的にもデメリットがたくさんあります。
それが自分自身の不倫事件が原因であればなおさらです。
さらに、妻に対して、お前とはもう別れてやる!と、強気で怒鳴っていた夫。
それは、近くに愛人がいたからです。
しかし、本当に離婚をされ、慰謝料請求や養育費でがんじがらめになっている男を、あっさりと捨ててしまう不倫女性も少なくありません。
不倫をする女性は、人から物を奪いたいだけ。
略奪愛に興味があるだけで、本当にその男性のことを愛しているわけではない、という女性もいます。
これらの女性にとって、「妻に捨てられ、慰謝料養育費で経済的不自由な、ただのくたびれた中年男」は何の魅力もないのです。
また別の妻子持ちの男性との略奪愛に、興味が移っていきます。
そうなって初めて、相手女性が自分に求めていたものが何だったのかに気付くわけですね。(遅すぎですが)
そして妻がどれだけ自分を愛してくれていたのか、家庭は自分にとってかけがえのない存在だったのに、なぜこんな女の為に捨ててしまったのか、後悔することもあります。
後悔からも逃避する男性もいる
一方、後悔すると言う気持ちからも逃げ続ける男性もいます。
後悔というのは、自分を振り返って自分の悪かったところを反省する気持ちから生まれますよね。
しかし……全ての嫌な気持ちから逃げてしまう男性。
これらの人は、後悔するという気持ちからも逃げます。
だから自分の今までの行いを合理化するわけですね。
- 離婚したのは、自由になりたかったからだ。これでいいんだ
- 妻とはやっていけなかったから離婚したんだ。結果的に女とも離れてしまったが。。。別にいいんだ。
- 本当は、女房も子供も負担だっただけだ。。。
このように、後悔や寂しさ虚しさを全部否定して逃げ続ける男性もいます。
基本的に、浮気がやめられず離婚させられるまでに行ってしまう男性というのは、現実逃避癖が強く、自分の心に向き合うことが苦手な傾向があります。
ですから、相当な状態に追い込まれない限り、反省も後悔もできない。
そういったことも十分考えられます。
このように、離婚されることによって後悔する男性もいるし、後悔すらできない人もいます。
そうなってくると、後悔させられるかどうかは夫の問題になってきますよね。
離婚によって後悔させることはできるけれども、不確定要素も多いです。
有利な離婚の準備が大前提
最低限夫に離婚を突きつけ後悔させるには、夫の不倫が原因で離婚に至ったことを証明する証拠を取っておくこと。
こういった証拠がないと有利な離婚はできないし、慰謝料請求もしにくくなります。
さらに、離婚によってあなた自身が経済的困窮に至らないように、生活の自立精神的自立を果たしておくことも大事だと思います。
浮気夫への本当の復讐とは?
離婚して夫に後悔させるのも面白いですよね。
しかし本当の復讐とは、あなたが幸せになることではないでしょうか。
夫との離婚によって、あなたがすっきりし、自分の人生を幸せに歩めるようになること。
不倫問題という大変な問題を乗り越えて、人として大きく成長したあなたからは、夫はもう愛してもらえない。
いつの日か、夫がそれを後悔する日があるかもしれないし、ないかもしれない。
でもあなたが自分の納得した道を幸せに歩んでいるのであれば、そんなことももうどうでもよくなるかもしれませんね。