浮気をする夫と離婚したいけれど、子供がいるから離婚できないとお考えの妻もいると思います。
子供がかわいそう。父親を奪うことはできない。と思うのも当然ですね。
しかし本当に離婚できないのは、子供がいるからでしょうか?
子のために浮気夫と離婚できない?
浮気する夫とはもうやっていけない、一度は子供の為に修復を目指したけれど、夫の浮気癖が治らない。
もう夫婦どうしてもやっていけない、離婚したい。
でもやはり、離婚すると子供がかわいそうな立場に追いやられるので決断ができない。
そういった方もいるかと思います。
ただ子供のために離婚ができないと考えている妻の中には、本当は子供のためではなく、自分が離婚する勇気がないという方もいるのではないでしょうか。
それは子供を一人で育てることが不安だとか、経済的に困窮することをへの抵抗があるとか、ありは離婚をすることによって世間の目が気になる、などです。
離婚できないのは子供のためではなく自分のためと認めましょう
離婚しないのは子供のため、と心の中で呟いていたり。
あるいは実際に子供にも、知り合いにも、私が離婚しないのは子供のためだ、と言っているかもしれません。
しかし子供のためではなく本当は自分の為に離婚をしないのだ、といったことを認めると、あなたも子供さんも心が楽になるのではないでしょうか。
夫婦の不仲を「自分のせい」と罪悪感を持つ子供もいる
両親が不仲であることは、子供さんは当事者以上に敏感に感じています。
- お父さんが何かが外で悪いことをしていて、お母さんが毎日泣いている。
- お父さんとお母さんは顔を合わせるたびに喧嘩をしている。
- お母さんは、もうお父さんと別れたがっているんだな。。。
身近で夫婦を見ている子供は、意外と分かっているものです。
本当は別れた方がいい夫婦が、自分のために別れることができないと知ったらどうでしょうか?
お母さんは、あなたがいるから、お父さんと別れられないのよ。
お母さんは、あなたのためにお父さんと一緒にいるのを我慢しているの。
このように言われた子供は無用な罪悪感を持ち、自分を責めます。
自分がいるからお母さんはいつまでも不幸なんだ。
自分のせいでお母さんは自由になれない。
子供のために離婚はできないという何気ない発言は、子供にこういった罪悪感を植え付けることがあります。
本当はなぜ浮気夫と離婚ができないのか
子供のため、という言葉には、自分が離婚できない理由が隠れているかもしれません。
一度、離婚できない理由をもう少し掘り下げて考えてみてください。
本当は経済的困窮を恐れている?
あるいはひとりぼっちになる恐怖?
あるいは世間体?シングルマザーになる不安?
一度「子供の為」をとっぱらって考えてみると、あなたが離婚を恐れる理由が、はっきりすると思います。
恐れに向き合ってみると、「意外と対処すればなんとかなるな。。。」と思われることも出てきます。
視野を広げて周りを見てみれば、離婚した後に経済的に自立して幸せに生きている人もいますよね。
あるいはシングルマザーで子供を育てつつ、貧しくても子供とは仲良く楽しく暮らしている方もいます。
離婚に対する世間体だって、昔よりもずっと開放的になっていますよね。
子供のため離婚できないという思い込みは、あまりあなたにとって意味がないのであれば、考えを変えることができるといいと思います。