定期的に、芸能人の不倫事件が起こりますよね。
浮気夫と離婚か再構築か、決断を迫る部外者
また、こういう不倫事件のたびに思うのですが、不倫者の配偶者に対して、我々部外者は同情しながらも、「早く離婚しなよ!」「浮気くらい許してあげて!」みたいに、決断を迫ってしまいます。
- たしかにゲス不倫夫だけど、子ども3人もいるんだし、許してあげなよ
- 妊娠中に浮気してた夫なんて、早く離婚したらいいのに
そして、今か今かと、奥さんが決断するのを待ってしまいます。
芸能人の場合は特に、「ついに離婚」という記事が出ると、我々部外者は何となくホッとして
「よかったね!あの事件は、一件落着したわ」
と、なぜか安心するのですが、本当の被害者である奥さん(や、サレ夫さん)は、そんなに早く決断できるわけがありません。
部外者は、「不倫者」という悪者が、その配偶者から離婚を突き付けられ、評判が地に落ち、社会的にも経済的にも制裁を食らっている姿を見たいのです。(私もです)
ざまーみろ!と、対岸から不倫者を指差し、石を投げて喜びたいのが、我々部外者の迫害心理。
しかし……その不倫した人の奥さんはどうでしょうか。
部外者たちとおなじようには、到底なれないはずです。
そして、部外者たちが期待するように、やり直すか離婚するかを、短い間では決められないはずです。
部外者たちと同じように、我が夫に怒りをぶつけ、あざけり笑ってポイっと捨てることができたら、どんなに楽でしょう。
でも、部外者たちにはわからない、愛しあい、支えあってきた夫婦の歴史があり。
不倫前の、優しかった夫の思い出があり。
夫と一緒に育ててきた子どもが、目の前で寝息を立てている……。
その状況のなか、部外者たちの「早くあのクズと離婚しなよ」「許すべき。男の浮気を赦した女は幸せになれる」という圧力を受け続ける毎日。
本当に、地獄ですよね。気の毒すぎて、言葉が出ません。
夫とやり直すのか離婚を選ぶのか、長時間悩む権利がある
ただ一つ言いたいのは、浮気事件の後、その夫とやり直すのか離婚を選ぶのか、長時間悩む権利が奥さんにはあるということです。
部外者は「早く決めて」「いつまでも悩んでないで」と決断を迫るのが常です。
それに応えようとして、焦って離婚される方や、「夫の浮気を許して再構築します!」と宣言している奥さんは多いですが、もう少し、迷う時間をとってもいいのではないでしょうか?
どっちつかずのまま、5年、10年のレベルで、ずっと決断を保留。
それも、素晴らしい選択肢ではないでしょうか?
周りの人(部外者)は、煮え切らない奥さんの様子にヤキモキするかもしれませんけど、奥さんには、夫とどうするか、時間をかけて悩む権利があります。
部外者の「決断の催促」に応える義務なんて、ありませんからね。
飽きるほど悩んでからの決断が、本来の幸せの道
悩むというのは本当に辛い時間ではありますけれど、心が「悩みたい(決断できない)」と思っているから悩んでいるわけですから
本当に心を大事にするためには、決断を保留して、堂々と悩む方がいいです。
苦しみながら悩み、ぐるぐる同じことで涙を流している間に、徐々に心が回復して、考えも整理されてきます。
そして、飽きるほど悩んだあと、ふと、決断できる日が訪れるはずです。
その「ふと訪れた決断の道」が、本当にあなたが進むべき道ではないでしょうか。
悩んでいてはいけない、決めるべき!という圧力に応えるように出した結論は、まだ心が回復していない時期に無理やり出したものであって、本来の道ではないことが多いです。
浮気シタ側のご主人からも、「許してくれ!やり直してくれ!」とか「もう無理だ、離婚してくれ」と迫られることもあり、どうしても圧力に負けて決断を急いでしまいがちですが
そんなときはどうか思い出して欲しいのが、奥さんには時間をかけて悩む権利があること。決断を保留する権利があるということです。