旦那さんが浮気をしていることに気づいてから、旦那の本心を知るのが怖い、何をしているのか、私のことも相手女性のこともどう思っているのか、知るのが怖い!と誰もが思いますよね。
あまりに怖いので何も言えず何もできず、ただ「いつか浮気をやめるはず」という希望を胸に、じっと待っている……。
その気持ちもわかるのですが、浮気旦那と、その相手女性の実態(実際の状態、その人の実物像)を知ると
あなたが怖れていたのは幻想であって、意外とどちらもただのチンケな小者だとわかりますよ。
そして、不倫者二人のバカさ加減を知れば知るほど、奥さんの力でやめさせていく勇気も出てくると思います。
夫の浮気発覚後、自信を失う妻
夫の浮気が発覚した頃から数か月間は、奥さんは心に大きなダメージをくらうので、自信も自尊心も失ってしまいます。
妻として女性としてまるでダメな人間のようにも思えてしまい、自分が無価値な存在だから夫に浮気されたんだ……と思ってしまう人も多いです。
その状態だと、まるで夫とその相手女性が「レベルが上」で、自分が「レベルが下」のように錯覚します。
この頃は、奥さんは「夫に棄てられたくない」と夫の愛を取り戻す活動をしたり。
相手女性に完全に負けている、と感じて相手女性のことを知ることを避け、考えないようにすることもあるかと思います。
心が回復次第、現実的対処したほうが良い
程度の差はありますが、徐々に奥さんの心も回復していきます。
それに従って、いわゆる「サレラリ」と言われている状態からも、だんだん抜け出していくと思います。
サレラリとは、多くの奥さんが一定期間かかる一時的な症状みたいなものです。
浮気されてしまったショックから、正常な判断ができず、不倫者たちに振り回されたり明らかにおかしな言い分を信じてしまうような心理現象です。
サレラリ卒業あたりから、だんだん浮気夫とその相手女に今後どうしていくか?を正常に考えていける奥さんもいます。
一方、なかなか夫とその相手女性に対峙する勇気が出ずに、現実逃避をしたり、「ただ黙って待ち続ける」という方法を取る奥さんもいますね。
たしかに、待つ、という方法も一つの夫婦の在り方だと思いますが、浮気問題は、待つよりも不倫者にきちんと対処していった方がいいです。
そうしないと終わらないし、奥さんが黙ったままだと、たとえその女との関係は偶然終わったとしても、また違う女と浮気を再発させるかもしれないからです。
怖れは実態を知らないから起こる
ただ、どうしても浮気夫とその相手女性に向き合うのが怖くて、何もできないという奥さんも多いと思います。
それは、夫と相手女性の実態を知らないから、怖れだけが奥さんの心の中で大きく膨らんでいるからです。
当事者である奥さんが、「自分を苦しめるよくわからない二人」が怖いのは当然ですから、怖れが強すぎるときは、ご自身の心をいたわってあげてください。
一方、少し心も回復して、このままではいけない、何とかしなければ!と思うのなら、まずは不倫者二人の実際の姿を知ることから始めてみてください。
具体的に何か行動を起こすのは、本人たちの実際の姿を知り、奥さんの心の中の「怖れ」を小さくして、そして計画を立ててからの方がずっと効果が出ますからね。
ですから、知るのが怖いからと逃げたりせずに、頑張って知る努力をしましょう。
知らないから怖いだけで、知れば怖さも小さくなります。
「知る」は「夫に聞く」より「心の眼で見る・感じる・探る」
ただ、知ると言っても浮気している人たちは、嘘しか言いません。
ですから「あなた、本当のことを言って」と問い詰めても無駄です。
夫の口から出てくる言葉を聞いて、真実を知ろうとしても、惑わされるだけなのでやめた方がいいです。
そうではなく、妻であるあなたの心の眼で、夫を見ること。夫の本心を感じること。
そしてあなた自身の身体と心を使って探り当てていく、という方法のほうがいいです。
行動面以上に心のうごきを知る
夫と不倫女がどこで何をしているのか、その行動面を知ることも大事です。
そしてできるなら不貞の証拠として残しておいた方が有利になります。(ただ、本人に突きつけるのはやめましょう。わざわざ切り札を見せる必要ないです)
一方、もっと知るべきなのは、浮気する夫と相手女性の心のうごきです。
不倫問題は、不倫者ふたりの心が引き起こす問題ですよね。
解決には法的な手段ももちろん有効ですが、彼らの心のうごきを知っておいた方が対処がしやすくなります。
そしてまさに、心を知ることが、不倫者二人の「実際の姿」を知ることになりますからね。
不倫者たち独特の心のうごきを知ると、この人たちは5歳児ですか?というレベルでしか考えていないことがわかるはずです。
(5歳児に失礼ですが)たとえば
不倫者共通心理
●お互いの性器をこすり合わせる行為で、劣等感をマヒさせている
●「キミだけだ」「愛してるわ」という口先だけの誉め言葉で、自分たちはモテる!と勘違いし合っている
●自分たちの関係は運命的出会いだと設定して、映画の主人公になっている
●自分たちの不倫は絶対バレないと思い込み、バレたらどうなるかは全く考えていない
浮気夫の心理
●女への性欲を、恋愛感情だと勘違いしているだけ(男性は性欲と恋愛感情の区別がつかない)
●妻をキープしながら都合よく女と遊び、モテる自分を堪能したいという小ズルい感覚
●妻の価値を一時的に忘れているだけで、不倫するような女と真剣に結ばれようとは思っていない
●飽きたら女を棄てればいいと都合よく解釈
●もし妻にバレても、絶対許してもらえるから大丈夫!と甘えている
不倫女の心理
●男から性欲をぶつけられることを「愛されてる」と勘違いしている
●「奥さんより私の方が愛されてる」という優越感が欲しいために既婚男と関係を持っている
●既婚男性の口先だけの嘘を信じ込んで、不倫は女性側がずっと不利な状況に追い込まれるということがわかっていない
●都合よく遊ばれている事実を見ないフリ、うまくいかないとすべて「奥さんのせい」
●関係が長引くと徐々に不安や被害者意識からメンタルを崩す。占い師や霊能者に依存する女が続出
他にもあげはじめるとキリがないのですが……奥さんが思っているよりも不倫者たちの実態は低レベルです。
知れば知るほど、レベルの低さに驚くことでしょう。
そして、この不倫者を放置しておくと、どこまで地に落ちるのか想像できるはずです。
だから、まともな感覚の奥さんがやめさせるように働きかけた方がいいのです。
不倫者たちのレベルの低さを知れば、おのずとやめさせる勇気も出てくるのではないでしょうか。
カンタンにやめさせられるわけではありませんし、難航するケースも多い問題です。
ただ、不倫問題の解決のために、奥さんのまともな精神というのが一番の鍵になるので、とにかく不倫者たちの幼児的暴走に巻き込まれないようにすることが大事です。
そのために彼らがいかに幼児状態なのかを知ること。行動面以上に心の状態を知ること。
そこから解決へと進んでいくと思います。
それより、夫の実態を知ったあと、そんな低レベルな夫とやり直すことができるのか?という問題の方が難しかったりしますので、解決後にももう一つのヤマがあるのは覚悟しないといけないかもしれませんが。。。