浮気をしている男性は、快楽と刺激で頭が中毒状態になっているので、不倫行為のリスクについては全く想像できていないと思います。
バレたら妻が相当傷つくことも、イメージできていません。
浮気にリスクはないと思っていますから、一度の浮気で味をしめたら二度、三度も行う可能性があります。
浮気・不倫は命綱なしの綱渡りと同じ
不倫って本当にリスクがありますよね。
男性にとってもバレたら妻から離婚される可能性だってあるわけですし、社会的信用も地に落ちる。
ある程度の地位がある男性にとって、自身の不祥事である不倫は許されない。
不倫している人見ると、そういうことを分かっててやってるのかな?そこまでのリスクを背負って不倫するなんて本当に相手の女性の事を愛しているのかな?と不安になりますよね。
しかし浮気中の男性は、リスクはほとんどイメージできていないと思います。
それはどれだけ頭のいい男性であっても、社会経験の人であっても同じです。
自分が命綱なしで綱渡りをしている状態だということに、気づいていないです。
想像する力が弱い不倫男性
不倫のリスクをイメージできない理由として、想像力の乏しい男性が不倫に陥りやすいということがあげられます。
自分を客観視できない。もし自分たちの行為を他人が見たら、どう思われるのだろうか?が想像できない。
自分の言動が、誰を傷つけるのかがイメージできない。
もし離婚になったら、自分の生活がどう変わっていくのかが分からない。
離婚して君と一緒になりたいんだ、などと言った嘘を、相手の女性にこのままつき続けたらどうなっていくかがわからない。
こんな小学生レベルのことが分からなくなっているのが、不倫男性の頭の中です。
正常な判断力も失うのが不倫
頭がいい人でも、不倫中は正常な判断力を失っていることがとても多いのも理由です。
ちょうど、普段は誠実で賢いのに、お酒を飲むと訳の分からないことを言い出したり、前後不覚になって異常行動してしまうのと同じような感じでしょうか。
想像力を働かせろ、というのは無理
浮気をやめさせようと色々訴えても、「どこ吹く風」状態の浮気夫もいますが
それも、傷ついている妻の気持ちが分からないからです。
そしてこのままだと自分たち夫婦はどうなって行くのかも、はっきりは分かっていないのです。
たとえ本人が、もう俺たちは終わってるから別れよう!と発言していたとしても、そこから具体的にどのように離婚をすすめていくのか、実際に離婚したら自分の生活はどう変わっていくのか、全然イメージできていないケースが多いです。
妻は、私がどれだけ苦しんでるか分かってるの?これからどうするつもりなの?と、夫に聞く時がありますよね。
でもその時に夫が言うことは、大抵深く考えていないです。
もちろんあなたがどれだけ苦しんでいるのか、具体的にはイメージできていません。
想像してよ、理解してよ!と言いたくなる気持ちは分かりますが、不倫中の男性には難しいと思います。
浮気を、二度三度と繰り返す男性は特にそういう傾向があります。
一度目の浮気で妻を傷つけ、トラブルになったのに、また次の機会が訪れると、次も同じようになるかもしれないな?とは想像できないわけです。
多分大丈夫だろうとか、次もバレたらまた謝ればいいよな。。。
みたいに考えが甘いのも、妻の傷ついた気持ちに想像が至らないからです。
一度ならまだしも二度目までも同じことで妻を傷つけたら、本当に妻は去ってしまうかもしれない、というところまで想像力が働かないのです。
夫には具体的に伝えた方がいい
不倫男性はこのような傾向があるので、あなたの気持ちを察してほしいとか、不倫のリスクを自分で気づいてちょうだい、とは期待しない方がいいです。
むしろこのまま浮気を続けるなら、こうなるよ。と、具体的にどうなるかをわかりやすくイメージさせやすいように伝えた方がいいです。
このまま浮気を続けるなら、私は女性の方に慰謝料請求をして、全面対決をするわよ?
このまま浮気を続けるなら、私の父に相談して、あなたとしっかり話し合ってもらうようにお願いするわ。
私はあなたの浮気で本当に傷ついた。体重も10 kg 減ったし、今でも眠れない日が続いている。
また同じことを繰り返されたらもう私は心が折れてしまうから、あなたとの関係はもうおしまいだと思っている。
このぐらい具体的に伝えないと分からないです。
再発を防止するためにもリスクを想像させる
不倫問題について、まだ夫と話し合っていない人もいるかと思います。
一度目の不倫問題は話合わずになんとなく自然消滅した人、などです。
その場合夫は、自分の浮気が妻にはバレていないと思っているし、次にもし浮気したとしても妻にはバレない自信を持っているはずです。
(もしかしてバレてるかも?とは想像していないということですね。)
この状態のまま放置しておくと、機会があればまた再発させる可能性が高いです。
ですから夫の過去の浮気を知っているということを伝えていない人でも、不倫するとどうなっていくか夫にイメージさせるように日頃から会話に入れておくといいかもしれません。
私がもしあなたに不倫されたら、多分○○するわ。
○○は、ある程度夫に強制力のある行為です。
離婚するとか、親にばらす、慰謝料をふんだくるとかとか。
さらに不倫することによって男性が陥るデメリットも話し合うといいです。
離婚によって財産分与で経済的に困窮した男性の話とか。
あるいは不倫女性にコントロールされ強制的に家庭を壊され、子供とも会えなくなり、結局不倫女からも捨てられひとりぼっちになってしまった男性の話とか。
(不倫の後に惨めな末路を辿った男性の話はいくらでもあります。)
それらを夫に吹き込んでおき、不倫にはどれだけのリスクがあるかイメージさせるようにしてください。