浮気中の旦那は、なぜ浮気相手に「妻の悪口」を言うのか

浮気夫の心理と本音

浮気中の夫は、浮気相手の女に対し、自分の妻の悪口を言っていることがあります。

 

LINEやメールの内容から、自分が悪く言われていることに気づいて、心底傷ついてしまっている奥さんも多いはずです。

 

ただ、その悪口は本心かというと……?

浮気相手の女に妻を悪く言う浮気夫

  • 太ったし老けたし……もう、妻を女と見れない。
  • 妻とはもう何年もレスなんだ。
  • 妻にいつもひどいことを言われてる、子どもだって可愛がってない。
  • 家庭内別居状態で俺なんてATMだと思われているみたい。
  • 妻は金遣いが荒くて家計管理もできてない、この前キャッシングで50万の借金してしまった。
  • 俺の両親に対してひどい態度を取る、自分の実家ばかり行って俺の両親は無視。
  • 料理がマズすぎる、そもそも料理作らないときがある、カップ麺がポンって置いてあったりしてすごく寂しいんだ。

 

浮気夫は相手の女と会っているときに、このように妻の悪口をベラベラと話していることがありますね。

 

心から信頼していた夫が、女にこんなことを言っていた……さらに、事実ではないことまで含まれていることも。。。

 

それを知った奥さんは、浮気されたこと以上に「夫からそんな風に思われていたのか」「そこまで嫌われていたのか」ということにショックを受けると思います。

 

ただ、これも浮気をする男性の「あるある」であって、夫があなたのことを本当にそんな風に見ているかというと、そこまでではないです。

 

もちろん、ささいな不満はあることでしょう。

 

料理が上手くないとかキツいことを言ってケンカになることがあるとか、子どもに厳しいとか夫を構っていないとか。

 

それを、壮大に盛りまくって浮気相手の女に語っているだけで、本心から妻を悪く思っている夫は多くないです。

 

浮気相手の女のひそかな願いを叶えるための悪口

なぜ浮気夫は相手の女に妻の悪口を言うかというと、女の「ひそかな願い」に気づくからです。

 

そしてそれを、叶えてやりたいと思うからでしょう。

 

浮気相手の女のひそかな願いとは……

 

「奥さんより私は……」という優越感を感じたい

  • 奥さんより気遣いしてくれると思われたい
  • 奥さんより女性らしい、セクシーだと思われたい
  • 奥さんよりしっかり者だと思われたい
  • 奥さんより優しい女と思われたい
  • 奥さんより……奥さんより……奥さんより……

 

こういう願いを持っていることに、浮気夫は気づくわけです。

 

そしてそれを簡単に叶えてあげる方法、それは妻の悪口を言うこと

 

これは無料でできるし、何の技術も要らないので、浮気夫にはもってこいの方法です。

 

  • キミの方が、妻より気遣いしてくれる、いい女性だよ。
  • キミの方が、妻より女性らしいしセクシーだ。
  • キミの方が、妻よりしっかり者だよ。
  • キミの方が、妻より優しいよ。
  • キミの方が……キミの方が……キミの方が……

 

このように「言う」のってすごく簡単ですよね。

 

真実かどうかなんて、女には絶対わからないし、女の希望どおり「妻よりキミの方が優れている、女性らしい」と言っておけば、女から狙いどおりの反応が得られるわけですから。

 

そして女は、自分は奥さんよりも優れているし女としてレベルが上だし、愛されてもいる!とその場では優越感を感じることができます。

 

そのため女としては、既婚男が言う「妻の悪口」はサイコーのご褒美なのですね。

 

(男の)役に立ち、自分には価値があると思いたい

また、浮気相手の女のなかには、「男性に尽くすことで、自分の存在価値を感じたい」というタイプの人がいます。

 

不幸な生育をしている人が多く、愛に飢えていて、自分には価値が無いと思っている女性。

 

これらの女性は、なぜかいつもダメ男にひっかかります。

 

暴力男性、お金に問題がある男性、アルコールなどの依存症者、そして不倫男性。。。

 

なぜダメ男を選ぶのかというと、ダメ男の役に立つことで、自分には価値がある!と感じるからです。

 

これらの女性は、既婚男性が妻の愚痴を言いながら近づいてくると、「この人は奥さんにヒドイ扱いをされていて、可哀想!私が助けてあげたい……」と思うのです。

 

そして浮気夫の希望どおりに、無料でせっせと女性器を提供し、無料で世話をし、無料で愚痴を聞く。。。

 

このように都合よく使われることが、このタイプの女にとっては「自分は価値がある、役にたっている」という報酬なのですね。

 

(気の毒ですが、その人の心の闇なので仕方がないし自業自得です)

 

このタイプの女と関係を持つ浮気夫は、女性側が求めていることを本能的に察知するので、「自分は辛い思いをしている可哀想な男」を演出します。

 

そのときに使えるのが、妻からひどい仕打ちを受けているとか、妻とはうまく行っておらず満たされない、みたいな嘘。

 

  • 妻はいつも俺をけなして笑うんだ、臭いとか安月給とか……本当に辛いよ
  • 妻は俺の両親の悪口ばかり言うんだ、それを聞いているとこっちも親が可哀想で泣けてくるよ
  • 俺はもう15年もレスで、男として満たされない時期をずっと過ごしてきた

 

こんな風に「可哀そうな俺」を演出することで、不倫女の「私が助けてあげたい」というエゴを刺激するのです。

 

そうすれば、不倫女を都合よく、無料で使いたおすことができますからね。。。

 

もちろん、そこまでの策略をしてやっているかというと、そうではなく、男性側はほぼ無意識に行っているだけだと思います。

 

それが絶妙に相手女性の願いとマッチするだけ。

 

「優越感を感じたい、助けてあげることで自分には価値があると感じたい」という不倫女のひそかな願いと、「女を都合よく使いたい」という浮気男の下心が、うまくまとまるという構図。

 

そのために利用されるのが、「妻の悪口」なのだと思います。

タイトルとURLをコピーしました