ご主人の浮気が発覚し、問い詰めるなどして一度は切らせたのに。
また同じ相手と水面下で会っているようだ……こういった事例は本当に多いです。
一度目のショックで大変なダメージを受けたというのに、また同じ女と浮気を続けていることを知ったときの奥さんの衝撃は、はかり知れないです。
同じ女との水面下継続不倫は単なる執着心
同じ女といつまでも関係が切れない。
そんな夫を見ていると、女に対して本気で恋をしているのではないか?と悲しくなり、「もう、身を引いてあげよう」と考える奥さんもいます。(優しいですよね……)
ただ、夫側(男性側)が同じ女といつまでも関係し続けている動機は、我々女性が考えるようなものではありません。
恋とか愛情とか、そういう女性的な恋愛感情があるから関係を続けているのではなく、男性的な動機が邪魔して、「切れないだけ」と言えます。
男性的動機とは、一度性行為ができるようになった便利な女性を手放すのが惜しい、という執着心です。
必要なのか?と言われれば、そうでもないけど……でも棄てるのは惜しい。
妻にバレたし、別れよう、という意思はあるものの、本能的・動物的な部分がどうしても引っ張られてしまう、ということです。
長い不倫関係になるか否かは相手女のタイプに左右される
さらに、同じ女といつまでも関係が切れない夫たちには、浮気相手の女がいつまでもしがみついてくるタイプだという共通点があります。
既婚者の奥さんにバレ、ヤバいことになっているというのに、それでもまだ
「私は愛されている、私は求められている、いつか一緒になれるはず」という勘違いを捨てられない不倫女。
あるいは「結局、奥さんは何も言ってこないよね……バレたはずなのに何も騒がない。ということは、もう彼のご夫婦は破たんしているんだわ」みたいな都合の良い解釈をする女。
あるいは「奥さんは何もできないはず。どうせ離婚されるのが怖いから、彼には黙ってるだけなんだから」のように、奥さんを舐めている女。
他にもいろいろなタイプがいるようですが、不倫女がいつまでもしがみついてくれば、夫(男性)は、女に左右されてしまうということです。
アタマでは「もう浮気はやめよう、妻をこれ以上怒らせるはヤバいし、女にもそろそろ飽きたし」と思っていたとしても
不倫女の側が「やっぱり会いたいの」「ダメってわかってる、でも……最後に一度だけお別れのハグをして……」のように秋波を送ってきたら。
アタマとは別の部分(下半身)が引っ張られてしまうのですね。。。
そしてまた、自分に都合の良い解釈を始める浮気夫。
- 「今度こそバレないから大丈夫」
- 「妻にバレたら……最悪また前回みたいに50万のバッグでも買ってあげれば許してくれるし」
- 「妻は離婚を怖がっているから、またバレて怒られたら、離婚をちらつかせて黙らせればいいや」
おおむねこんな感じの言い訳を頭の中で繰り返し、また同じ女との浮気を再開してしまうのです。
不倫者は男女とも、執着心で長年つながる傾向がある
同じ女と浮気が長い間続いている場合、男性側は前述のとおり「性交できる便利な女を捨てられない」という執着心でつながっているだけ、ということが多いです。
一方、女の方も純粋な恋愛感情というよりも、不倫女独特の執着心で不倫男性にしがみついている女も多数います。
それは「いつか彼が奥さんより私を選んでくれる!奥さんより愛されていたんだと証明させてみせるわ!」とか。
「今まで彼に費やしてきた長い年月を無駄にしたくない」など。
他にも、経済的な援助を受けている女はその金銭的利益を手放したくない。(生活費の支援をしてもらっている女など)
業務上の利益を得ている女であれば、その業務上の利益を手放せない。(上司・部下の関係とか取引先の女との関係だと、こういう動機で女がしがみついてくることも多いです)
ですから繰り返しになりますが、長い間同じ女との不倫が継続しているといっても、その二人が真実の愛で繋がっているかといえば、そんなケースは稀でしょう。
同じ方法では効果がないので作戦を練り直すべき
同じ女との浮気を続ける夫に対し、どうするかと悩む方は多いですが、執着心で繋がっている不倫者たちに対し、奥さんが今までと同じ対処法を繰り返していても、事態は変わらないかもしれません。
前回浮気がバレたときには「一度だけは許すわ!でも時計(30万)を買ってもらうからね!!」と言ってペナルティ付きで許したのに、同じ女と継続していることがわかったとき。
「今度はバッグ(40万)を買いなさいよ!それから、もう二度としないで!」という対処法では効果はないのは明らかですよね。
もうすでに、一度目にバレたときに「ペナルティで何かを買ってあげて不倫は許してもらえた」という実績があるために、浮気夫の方は妙な自信を得てしまっているわけですから……。
また、前回の浮気で夫に対して詰め寄ったものの、女に対しては何もアクションを取らず、慰謝料請求もしていない場合。
また同じ女との浮気が発覚したときに同じように女には何もしないでいれば、多分その女は
「奥さんは何も言ってこない人。どうせ何もできないんだわ」と、ますます奥さんをナメるようになるでしょう。
そしてまたバレても、ほとぼりが冷めるまで待ち、また不倫者たちは密会を始める。
「次こそ妻にバレないように」「バレても奥さんはたぶん何もできないから……」
この繰り返しになっているケースは多いようです。
ですから前回の浮気発覚時と同じ方法で夫に向き合っても状況は変わらないので、やるとしたら別の作戦を練らないといけないと思います。
その方法は個々の事例によって全然違いますが、ただ、同じ女と何度も浮気を繰り返されているとき。
多くは、奥さんも同じ対処法を繰り返しているためイタチごっこ状態になっていたり、奥さんが不倫者二人にナメられていたりします。
その状態を打開するために、前回とは違った方法を使うことを考えてみてください。
前回とは違った態度を取り、前回とは違った方法で夫(あるいは女)に対してアクションを起こしたり。
前回は黙っていたけど今回は黙らない、とか。
前回は強く詰め寄ったけど、今回は毅然と冷静な態度を取ってみる、などです。
しつこくつながり続ける不倫者をスパッと切らせる絶対的な方法はありませんが、少なくとも奥さんが不倫者二人と同じことを延々と繰り返すよりも、違った展開が見えてくるのではないかと思います。