夫が浮気をして、何度もやめてほしいと伝えているのに、なかなか夫が浮気をやめないケースがあります。
基本的に夫の浮気は妻の責任ではないのですが、中には奥さんの態度が浮気を長引かせているなと感じるケースもあります。
浮気夫が妻を母親と思っている
夫の浮気問題で悩んでいる妻の中には、夫が浮気相手のことを平気で話してくるとか、浮気がばれても開き直ってばかりとか、「ごめんね」と謝るだけで一向に浮気をやめないという夫がいます。
そういった夫は、妻を母親と思って完全に甘えきっているのかもしれません。
(妻のことを、ママと呼んでいるご夫婦に多い印象を受けますが気のせいでしょうか?)
- ママのことも大好きだけど、彼女のことも好きなんだ
- 彼女とてもいい子で僕のことよく分かってくれるんだ
- ママと離れたくないよ、離婚するつもりなんかないんだ。でも彼女の方が別れてくれないんだよ
- 本当にごめんね、ママのこと愛してる。でも明日からちょっと出張なんで……僕帰らないよ。(本当は不倫女と会っている)
このように、あけすけに不倫女との関係を妻に話したり、バレバレの嘘をついても許されると思い込んでいる夫もいるようです。
あるいは……
- 君が僕を構ってくれないから浮気したんだ(だから君のせいだ)
- 俺の仕事のストレス、全然気づかなかっただろう?(だから君のせいだ)
- 料理がまずい、洗濯もいい加減、家事が気に入らない(だから君のせいだ)
- 子供の世話ばかりしてて、俺のことはないがしろにしたじゃないか(だから君のせいだ)
- 俺への愛情が全然足りないんだ、愛されてると思えないんだよ(だから君のせいだ)
このように、浮気した理由を妻のせいにして、「こうなったのは仕方がない」というように正当化する人もいます。
これは、妻のことを一人の女性ではなく、母親のような気分で接しているからなのかもしれません。
- 妻には何を言っても許される、妻は僕を捨てることはない。
- 妻は(母親のように)自分に愛情を注がなければいけない。
- 妻は(母親のように)自分の世話を焼かなければいけない。
- 妻は(母親のように)自分を最優先に考えるべき。
このように、自分の妻を母親化して全ての義務を負わせる一方、自分は夫としての責任も果たさない。
それなのに本人としては、妻のことを本心では愛していて、心から必要と思っているのだと思います。
その愛情の注ぎかたが依存的になっていて、妻と自分は一心同体、かつ、都合のいいところだけ妻に背負わせて、都合よく甘えているだけとも言えます。
浮気・不倫問題が起こったら「母親役」を降りよう
面倒見のいい妻はこういった夫の態度に、「仕方がない」とか、「この人はこうだから治らないわ。。。」と半分諦めてしまいがちです。
自分自身でも、日頃の生活の中で夫の母親のような気分になっていませんか。
夫の世話を焼くのが好きだったり、甘えられるのが好きだったり。
子どもと夫を同じように扱って、同じように愛情を注いでいる。
それは全然悪くはないのですが、夫が不倫問題を起こしたのであれば、一旦母親役を降りてみた方がいいです。
夫を浮気を、妻として女として、もっと怒って良い
あなたは妻として女性として、夫の不倫問題を怒っていいのです。
奥さんが夫の心のケアを怠ったからといって、彼が浮気しても仕方がないなんて通用しません。
愛情が足りなかったから浮気したんだ、というのも論理が通りません。
夫がこのように言うのは、妻の母性本能を逆手にとって正当化しているだけ。甘えているだけです。
夫からこのように甘えられたら、きちんと女として妻として、夫と向き合うように考え直してみてください。
- 私は妻なのだからあなたが浮気したら本当に辛い。
- 私は妻なのよ?あなたが他の女のことを話すととても心が傷つく。
- 私は女として見てもらえないのは悲しい。
- 私は妻として扱ってもらえないのにあなたと一緒にいるのはおかしいと思う。
このように主張する権利が、あなたにはあるのです。