不倫は女性側からの別れが多い:浮気夫は別れる決意をしても行動できない

夫の浮気、どうしたらいい?

浮気夫に悩む妻は、夫本人が目覚め、自分の意思でスパッと浮気をやめてほしいと願いますよね。

 

ただ、浮気中の男性は自分の意思で女を手放すことは少なく、むしろ相手女性の意思で不倫が終わるということの方が多いです。

不倫者たちの別れは、女性側からが多い

不倫者たちもにも、必ず別れる日がきます。

 

そのきっかけはさまざまですが、女性側が別れを切り出すことが多いようです。

 

(占い師や離婚カウンセラー、探偵さんなど、不倫者たちに接する機会の多い人たちの情報です。)

 

それはなぜか。女性と男性では男女関係に求めるものが違いますし、不倫関係は女性の方がずっと不安定な立場に置かれますから、リスクを背負っている方が決断を迫られやすいということもあると思います。

 

不倫女性は別れを決意するまでが長い

不倫を始めた女性……最初は男から熱烈なアプローチを受けて、まるで自分がお姫様にでもなったかのような錯覚をします。

 

しかし次第に、男の性欲が冷めていくにしたがって、都合の良い女になっていることに気づき始めます。

 

そして自分も、当初感じていた男への恋愛感情は失せていることにも気づくのですが、妙な執着心が芽生えてしまっています。

 

目の前にいる既婚男の優柔不断さやいい加減さ、無責任さを感じてはいるものの、今まで既婚男にささげてきた時間を無駄にしたくない!

 

「妻と離婚する」という言葉は嘘だというのは薄々わかっているけど、自分だけが棄てられて一人ぼっちに戻るのはシャクに障る!

 

こういった執着や意地があるために、なかなか不倫男を捨てられないのです。

 

しかし、比較的まともな女であれば、いつまでも不倫男の嘘に騙され続けるのは、自分だけが損することだと分かってきます。

 

いつまでも既婚男に無駄な時間を捧げるのはもったいないと分かってくるのです。

 

そして執着や意地を捨てて別れる決意が一旦できてしまうと、女性がその意志を行動にうつすのは早いです。

 

さらに既婚男性との交際に見切りをつけて、別の独身男性とも恋愛を始める人もいますよね。

 

こうなるともう、不倫男のことは完全に眼中から消えます。

 

女性は一人の男性に恋をすると、もう一方のことは邪魔になりますからね(本能)。

 

とはいえ、不倫女性は、執着や意地を手放して、不倫男と別れようと決意するまでが長くかかります

 

なかには10年とか、20年とか不倫男から離れられない女性もいるのです。

 

これは恋愛ではなく、執着と意地でしがみついているだけですけどね……。

 

ただ、たとえ長い関係であっても、女が執着でつながっているだけの既婚男と別れる決意さえすれば、その決意をすぐに行動にうつし、スパッと別れた、ということもあるということです。

 

不倫男性は別れを決意しても行動にうつせない

一方、不倫男性の場合。女性と違って男性は、同時に複数の女性とうまくやりたい、というのが本能的な本音です。

 

そのため妻がいながら、別の女性と関係を持つことそのものが居心地が良いわけです。

 

「両手に花」という状況は不倫男性には一番都合よい関係。

 

ですから不倫女性側とは違って、心理的に無理もないし、できる限り「両手に花」を長く続けたいのです。

 

ただ、現代の日本ではそれは認められていないので、妻にバレ、別れなければならなくなると、一応「女とは別れよう」という決意はします。

 

しかし、その決意は本心から出たものではなく葛藤があるので、なかなか行動にうつせない。

 

別れようと決めたけど、いざ女に会うと別れ話を切り出せない。

 

だから多くの不倫男は、最初は音信不通という方法で、それとなくフェイドアウトできないか狙うわけです。

 

しかし不倫相手の女が黙ってはいませんから、いずれ相手女に引っ張り出されて何か圧力をかけられる。

 

そうすると簡単に女に操作され未練がわいてくるのです。

 

「本当は別れたくないんだよ、まだ会いたい、離れられない」みたいなことを言い、相手女性にまた勘違いをさせてしまいます。

 

でも心の中では本当は別れたいし、別れないといけないと思っています。

 

だけどそれを行動にうつせない……その繰り返しで、水面下不倫が続いたりするのです。

 

また、相手女性に別の男性が現れると、嫉妬心から女を追いかけ始める不倫夫も多いです。

 

自分は既婚者のくせに、相手女性が「浮気」することが許せない。

 

自分はその女性と別れる決意をしているくせに、女性が別の男性とセックスするのが許せない。

 

自分の支配した女だったはずなのに、自分の手から離れて別の男の支配下にはいってしまうのが悔しい。

 

都合よくセックスさせてくれていた女が、もうさせてくれなくなるのは、身を引きちぎられるほど不安になる……

 

女と別れなければならない状況になると、こういった邪念がわいてきて、むしろ逆に女へ執着しはじめるのが不倫男性です。

 

浮気夫の「別れる決意」はあてにならない

浮気夫がいくら口で別れる決意をした!と言っていても、心の中では上記のようなことが起こっています。

 

ですから浮気夫が女と別れてくるのを願う妻としては、まず夫の「別れる決意」は簡単にゆらぐことを知っておき、あまり信じすぎない方がいいということ。

 

浮気夫にとって「複数の女と、都合よくヤレる」というのは本能的な喜びですから、それを手放すのは、すごく難しいのです。

タイトルとURLをコピーしました