旦那さんは浮気をしていたものの、女とは別れ連絡を取っていないはず。
それなのに、相手の女がしつこく LINE をしてくる。
夫に問い詰めるも、別れたもう会ってないと言うけど、なんだか頻繁に女から連絡が入ると、まだつながっているのではないかと不安になってしまう……。
このように、別れたはずなのにしつこくしてくる不倫相手の女もいます。
浮気夫の優柔不断さが一因
妻に「浮気はもう止めた、女とは別れた」と言いつつ水面下で続いている不倫カップルも多くいますから、基本的にはご主人が別れたというのを心から信じてしまうのをお勧めしてません。
今回の記事は、浮気相手の女と本当に別れていることを前提としていますが、浮気相手の女がしつこい理由の多くは
男性がきっぱり別れを告げることができず、優柔不断でうだうだと嘘を吐き続けているから、ということは多いです。
しつこく男にすがる不倫女
一方、男性側がもう会えない、終わりにしようとはっきり言っているのに、しつこく男にすがりつく不倫女性もいます。
普通の恋愛よりも不倫関係の方が、女性が男性にすがりついててしまう傾向があるようです。
それはなぜかというと、普通の恋愛よりも不倫の方が、女性側に多大な犠牲が強いられるから。
不倫男性の「いつか妻とは離婚する」という言葉を待って、何年も待ち続けてきた。
だからその時間を無駄にしたくない、絶対結婚したい!という執念になるのですね。
さらに女性側には、子供を産みたいという本能的な欲求があります。
ただ不倫の関係では、当然ですが、安心して子供を作ることはできません。
「離婚して君と一緒になったら、子供を作ろうね」という男性の言葉を信じ、ここでも何年も待ってきた。
でも子供を産む年齢にはリミットがあるので、30代半ばぐらいになってくると女性もかなり焦ります。
本来なら、そのような男性は見切りをつけて、新たに幸せの道を歩めばいいのに、不倫女性にそれができないのです。
理由としては様々ですが、一つはここまで時間をかけて待ってきたのだから、何としてもこの恋を成就させたいというある種の執念。
そしてもう一つは、不倫女性の自己評価の低さ。
「この人以外、私を愛してくれる人はいない。この相手を逃したら、私は一人ぼっちになる。。。」
本当はそんなはずはないのですが、不倫にはまってしまう女性の多くは、根本的に自己価値感が乏しく、一旦関係を築いた男性に執着してしまう傾向があるのです。
執着心でおかしくなり、浮気夫の妻や子供への怒りに変わる
不倫女性は、関係が長引くと徐々に執着心に支配されてしまい、冷静な判断力を失い始めます。
男性が、「やっぱり妻が一番だから、君と別れたいんだ」「子供置いて離婚することはできない、君とはもう終わりだ」とはっきり言ったとしても、女性が納得しないことがあります。
本来なら、自分への恋愛感情を失った男性にすがりつくなんて、それほど惨めなことはありませんよね。
しかし執着心で冷静な判断力を失った女性は、怒りと悲しみの矛先を、男性の妻や子供に向けます。
奥さんさえ離婚に合意してくれれば、私たちは結ばれるのに!
子供さえいなければ、簡単に離婚して私のところに来てくれるはずなのに!
このように、普通では考えられないように、思考を歪ませてしまいます。
彼女たちが信じているのは、男性が昔についた嘘の言葉。
- 「君は運命の人。いつか絶対結婚しようね」
- 「君と早く出会っていたら。。。」
- 「いつか、君との子供を育てたいな」
不倫男性はこういった無責任な嘘をつきまくるものです。
執着心でまともな判断力を失った女性は、この言葉を完全に信じてしまい、時間が経って男性の気持ちが変わっても、その言葉にすがりついてしまうのです。
- もう奥さんへの愛がなくなったって言ってた。
- 君との子供を作りたいって言ってた。
- 奥さんさえ彼を手放してくれたら、私たちは結婚して子供を産み育てることができるのに。
- 彼はまだ私を愛してるのに、奥さんが縛ってるんだ!
このように、自分の都合のよいように思考を歪ませて、いつまでも不倫男性にすがりつく。
この状態になっていると本当にしつこくて、何をどう言っても本人の心には届かないです。
すごく時間がかかると思います。
妻が無計画に不倫女の前に出るのは危険
これほどまでにしつこくなるのは、不倫女性の心理的な要素が大きいです。
もちろんそうなってしまったのは、夫が女性についてきた様々な嘘が原因なのですが。。。
ただこの状態になっているときに、妻が無計画に女性の前に出て、話をつけようとするのは少し危険です。
相手の女性は、本当は男性に愛されていると思い込んでいることが多いので、妻とは話が噛み合わないです。
むしろ、妻に「彼と別れてあげてください」と逆に言ってきたり。
「私たちは愛し合ってます、夫婦関係は破綻していたのだから、慰謝料なんか払いません」みたいに意味不明なことを逆ギレしながら言ってきて、妻の心を疲弊させることもあります。
ストーカー状態になっている人に何を言っても無駄ですよね。
それに似たようなことが、心理的に起こっているということです。
しつこい女はできるだけ無視
もし、相手の女から執拗に無言電話はSNSなどで変な接触があったら?
その時はできるだけ無視してください。
こういうのに反応すればするほど、相手の妄想はエスカレートします。
「彼の奥さんは、夫を取り戻そうと必死」
「もっと怒らせてやる、そもそも、すでに夫婦仲が破たんしているんだから、とどめを刺してあげるのが親切ってものよ」
このレベルで暴走する女もいますから、極力無視するように頑張ってください。
優柔不断な浮気夫がまだ女を勘違いさせている?
そして繰り返しになりますが、不倫女性がしつこくなっているのであれば、もしかしてまだ夫の言動に優柔不断さがあるのかもしれません。
「妻にばれてしまってもう会えないんだ、分かってくれ。僕も辛いんだよ」
不倫男性は女性に怒られたくないために、別れ話をするときも、余韻を残すような甘い言葉を絡ませます。
しかしこのような言い方であれば、不倫女性の方は「妻さえ別れてくれたら、君と一緒になるのに。それが出来ないのが本当に辛い」というような意味に解釈します。
しつこくなっている原因の多くは、男性側の優柔不断な態度。
女性側が泣いたり怒ったりすれば、慰めに行ってしまい、そこで女性側に引き止められ脅され、再度関係を持ってしまったり……
適当な言葉で女性に期待をさせ……その繰り返し。
そしてもっと女性がしつこくなるのです。
浮気夫の自覚が求められる
不倫女性がしつこい時、本人の心の要素ももちろんありますが、夫の自覚も求められるところですね。
ご主人が、浮気相手の女に嫌われたくないからといって言葉を濁したり、自然消滅を狙ったり。
悪者になるのが嫌、かっこいい男のままでいたい。
そんな夫の態度が女性をしつこくさせているのかもしれません。
このとき妻としては、無防備・無計画に女の前に出ていくのもはばかれますし、夫をたきつけるのにも疲れますよね。
八方塞がりな感じがすると思います。
ただやはり、不倫女性のしつこさをおさめていくのは、夫の義務だと思います。
不倫女性のしつこさに辟易し、大変な目にあった方が、むしろ再発防止に役立つかもしれません。
ただ、あまりにも夫が優柔不断であったり、女の勘違いが暴走していたりする場合、やはり女に対して奥さんが引導を渡した方がいいケースもあります。
具体的には本当に入念な準備が要るし、各ご夫婦の状態によってさまざまなのですが……
女の方が「この不倫関係には得るものがない」と思わないと、いつまでもズルズル続いてしまいますからね。。。