旦那が浮気相手を守るように見える本当の理由

浮気夫の心理と本音

夫の浮気が発覚し、相手女性のことを聞いたりすると「彼女には罪はない」と言って、相手女性を守ろうとする夫。

 

まるで、妻よりも浮気相手の方が大事な存在であるかのような態度をされると、妻はすごく不安になると思います。

 

ただ、本当に守っているのか?というと、違いますよね。

 

旦那が、浮気相手の女を守るように見える本当の理由とは何なのでしょうか?

浮気相手を守ろうとする夫

  • 彼女はお前の知らない女性だ、放っておいてくれ
  • 彼女に何かしたら、ただじゃ置かないぞ!
  • 彼女に慰謝料?だったらそれは俺が払う
  • 彼女に罪はない、俺が全部悪いんだ、言いたいことがあったら全部俺に言え
  • お前が思っているような女性じゃない、そこらにいるような女じゃないんだ

 

夫の浮気相手について聞くと、このように相手女性を守ろうとするときがあります。

 

それを聞くと妻としては、相手女性が相当魅力的な人で、夫は彼女を心底愛しているのかもしれない……とショックを受けると思います。

 

通常の恋愛関係であれば、確かにもう一方の相手に心を奪われているのでしょうが、不法行為である不倫の場合には、相手女性を守る行為には別の心理が働いています

 

浮気相手の女を守りたい本当の理由

夫が浮気相手の女性を守りたい本当の理由は、以下のようなものです。

 

妻と不倫女、双方についてきたウソがバレるのが怖い

不倫中の男性は、妻にも相手女性にも嘘をつきます。

 

それこそ矛盾しまくった嘘を双方についている。

 

相手女性に対しては「妻とはすでに破たんしている」「家庭内別居なんだ」「もう15年もセックスしてない」と言い、実際は全く破たんもしていないし夜の生活も普通に営まれていたりします。

 

浮気が妻にバレたときに「相手の女性とはちゃんと別れるから、きちんと話してくるから待ってくれ」と言っていたくせに、浮気相手の女性には「妻にいずれ離婚を切り出そうと思ってる。だから待っててくれ」と言う。

 

このように、矛盾したことを双方に言っているところ、妻がもし相手女性と接触したら?

 

双方についたウソがバレ、双方の女性から同時に責められることになりますよね。

 

夫はそれが怖いために相手女性を守るというテイで、妻に接触させないように威嚇しているのです。

 

それが、女性を守っているように見えているだけです。

 

浮気相手の女の素性を明かせない事情がある

相手女性が誰なのか、どのような素性の人間なのかをどうしても言えない不倫関係の場合。

 

女を守るという形にして、絶対バレないように頑張る夫もいます。

 

女が未成年であったり、怪しげな店の従業員であったり、出会い系サイトで出会った「ウリ目」の女性とか……。

 

あるいはもし、女の周辺に問題が波及すると自分(夫)もヤバイ立場になる関係のとき。

 

W不倫、社内不倫、取引先、知人の彼女や妻など、自分が「間男」として攻撃される可能性がある場合です。

 

不倫女その人を守るのではなく、自分が攻撃されるのが怖いだけなのですが、とにかく女の素性を明かせないので、妻から隠そう、遠ざけようとする。

 

その態度がまるで、相手女性を守っているように見える、というパターンです。

 

ラリ期で、本気恋愛と勘違いしている

不倫関係が始まった半年~1年半くらいの、クスリでラリってるんですか?というくらい盛り上がる期間、不倫者たちはこの関係を本気の大恋愛だと思っています。

 

はたから見たら、おじさんとおばさんが性器で会話しているだけなのに……

 

このとき夫は、不倫女をキラッキラのお姫様のように勘違いしていることがあります。

 

さらにこの時期は、相手女性もかなり無理して猫をかぶり、男性に尽くしています。

 

「奥さんを大事にして差し上げて……」「私はあなたさえ幸せならそれでいいの、無理しないでね」みたいな。

 

そのため、夫も浮気相手の女を神聖化し、彼女を傷つけたくない、愛しているから(錯覚ですが)と思うのです。

 

「疑似ヒーローと守られる美女」ごっこのパフォーマンス

浮気に陥る男性の中には、不幸な女性を守ってあげたいという動機で浮気を始める人がいます。

 

誰かを助けてあげている自分ってスゴイ!女を守ってあげる俺は、男として力があるんだ!

 

そう感じたいために、無意識に不幸っぽい女性(暗い、モテない、貧乏、仕事ができない、不美人など)に手を出した夫……。

 

この不倫カップルは、自分たちは「ヒーローと守られている美女」と思っているわけです。

 

ヒーローごっこに夢中の夫は、彼女を守るためなら何でもしたい時期ですので、妻にバレたときは、それはもう「オレが守ってやる!ごっこ」のパフォーマンスを張り切ってすることでしょう。。。

 

愛情や、本当の意味での「守ること」ではない

このように、相手女を守っているように見えて、実際は自分の悪事がバレて責められるのを防ごうとしているか、ヒーローごっこのパフォーマンスなのです。

 

悲しいことですが、不倫中の男性がやることはこのレベルです。。。

 

本当の意味で相手の女性を守りたいのなら、彼女を既婚者である自分から解放して、別の人生を歩ませてあげることではないでしょうか。

 

あるいは、きちんと離婚をしてから、彼女との関係を始めるとか。

 

既婚のまま女性と性行為をし、その女性を不法行為の共犯にしておいて、いつまでも「離婚するから待って」という言葉で女に無駄な時間を過ごさせる……

 

これでは、夫が女性にとっての一番の敵ですよね?

 

そんなお前が、どの口で「彼女は俺が守る」などと言うのか?

 

冷静に考えれば、笑うしかないですよね。

 

浮気夫側の妻を仮想敵化しやすい

ただ、不倫者たちは、お互いが「敵」であるのに、それを認めたくないから、男性側の妻を仮想敵にして結託しやすい傾向があります。

 

共通の敵を作ることで、お互いの罪悪感を消そうとするのです。

 

妻が悪い敵ということにすれば、男性は妻から女を守るというパフォーマンスができるし、女も妻から守ってもらう女性という立場でいられる。

 

本当は不倫男性が女性の大事なものを奪っているのに、「悪いのは俺たちの関係を壊そうとする妻だ」ということにして逃げようとする。

 

女も他人の家庭を壊し、人の夫を盗んでいるというのに、「悪いのは彼を束縛する奥さん」ということにしている。

 

不倫者たちは、このような屈折した感覚で、自分たちを正当化し、不倫をやめさせようとする人たちを敵とみなすのです。。。

 

女性への接触は浮気夫の心理を見て戦略的に

女を守っている感じがするとき、夫の目からは妻は「攻撃者」に見えています。

 

そんなときに浮気相手の女性にいきなり接触すると、不倫者たちがここぞとばかりに結託することが考えられるので、戦略的に女へ接触するのは後回しにした方がいいです。

 

女に接触するのは、女性へのヒーロー熱が冷めたときなど、夫の心理が変化した後の方がいいです。

 

別れさせようという計画が、逆に結束させることがあってはいけませんからね。

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