旦那の浮気相手への「復讐」と「別れさせる」は同時にやっても上手くいかない

不倫相手の女性

ご主人の浮気が発覚したとき、相手の女とは別れて欲しい!と思いながら、同時に女に復讐してやりたい!と思いますよね。

 

その気持ちは健全ですし、不倫者たちを別れさせるエネルギーになりますから、持つべき感情ではあります。

 

ただし、多くの奥さんが、「復讐しながら別れさせてやる!」と、「復讐」と「別れさせること」を同時に決行しようとしますが

 

これだと、なかなか上手くいかないことが多いです。

不倫女への復讐

ちなみに不倫相手の女への復讐の方法って色々ありますよね。

 

合法的なものからグレーなものまで……。

 

個人的には、不倫女に復讐することには賛成です。

 

奥さんの心の傷を癒すためにも、不倫事件を過去のことにするためにも、女に制裁を与えることでケジメが付けられると思うからです。

 

女への復讐の方法を考えてみると……大きく分けると二つありますよね。

 

一つがお金を払わせる形の復讐で、慰謝料請求です。

 

もう一つが、女の悪事を周囲に知らせるという復讐です。

 

女の親、家族(W不倫なら夫)、職場などに知らせることで、女に痛い目に遭わせること。

 

完全に合法的なものは、残念ながら、慰謝料請求のみです。

 

一方、女の家族や職場などに不倫の事実を知らせるという行為は、グレーな行為と言えます。

 

弁護士など法律家に相談すれば、「名誉棄損で訴えられる可能性があるし、倫理的にも良くないからやめろ」と言われるはずです。

 

ただし、あくまで名誉棄損で訴えられ、裁判の場に持ち込まれたら、負けるかもしれない、ということですよね?

 

窃盗や暴行と違って、その行為をした瞬間に警察につかまるという犯罪行為とは違います。

 

それに、不倫の事実を女の知り合いにバラすことは、倫理的に良くないって?

 

それを言うなら、倫理的に良くないことしてたのは不倫女でしょ?って話ですよね。

 

ですから勇気ある奥さんは、結構、女の夫にチクったり女の職場にバラしたり、といったことをされています。

 

「女叩き」を支援するカウンセラーもいて、それらの人は積極的に女の周辺を攻めるように指導しています。

 

こういう行為をするかどうかは賛否両論ありますので考えは人それぞれですが、個人的には賛成です。

 

ただし、復讐することで奥さんが不利になったり、大混乱したりする可能性もあるので、その時期と目的を考えなければダメだとは思います。

 

時期は、「別れさせる」が先、「復讐」は後

つまり、夫と女がまだ別れていない時期に、「別れさせること」を目的に復讐行為をすると、上手くいかない可能性大です。

 

別れさせるという目的が達成できないうえに、奥さんが想定以上に不利になってしまうことがあるので、注意してください。

 

復讐をするのなら、夫が女と別れてからです。

 

そのためまずは、夫と女を別れさせる働きかけに集中してください。

 

復讐心は、別れさせるエネルギーになるので維持しつつ、実際に復讐を行動にうつすのは、別れさせた後です。

 

目的は、純粋に「女を痛めつけること」だけにする

そしてもし復讐するのなら、その目的は、純粋に「女を痛めつけること」だけにしましょう。

 

別れさせることを目的に、ついでに復讐も兼ねて〇〇しよう!と思っても、どちらかの目的が達成できませんからね。。。

 

たとえば復讐を兼ねて、夫と別れさせるために女に高額な慰謝料請求をする奥さんは多いですよね。

 

弁護士のホームページにも「慰謝料請求すれば夫と不倫相手の女は別れますよ」と書かれているので、それを信じると思います。

 

しかし実際は、女へ慰謝料請求することで逆に女と夫が結束してしまうことも多いです。

 

不倫女は「奥さん、お金が欲しいのね、怖いわ」と夫に泣きつき。

 

夫も「女房の奴め、結局カネだな」「いきなり慰謝料請求するような妻とはもうやっていけない」となり

 

不倫者二人が被害者意識で結束して、奥さんだけが加害者的な扱いを受けることになったり。

 

あるいは不倫女が奥さんに払う慰謝料を、夫が後から女に渡していたり。

 

別れさせる目的だったのに別れないし、お金は取れたけど、女に復讐を果たすこともできなかった、となることもあるということです。

 

だから慰謝料請求するにしても、別れさせる目的ではなく、別れさせた後、女に経済的な痛手を負わせることを目的にしないと上手くいかないです。

 

また、女の職場に乗り込んで不倫の事実をバラすとか、W不倫の場合、女の夫にバラす、などの方法がありますね。

 

この方法の目的が「別れさせること」なら、実際にバラしてしまう前に、「脅し」として使った方がいいのです。

 

  • 「うちの夫と別れないなら、職場に知らせますよ」
  • 「あなたのご主人に言いますよ」
  • 「あなたのご両親に、お嬢さんがうちの主人と不倫していますけど、やめさせてくれませんか?と相談しようと思っていますよ」

このような形で女にアプローチしないと、別れにはつながらないです。

 

なぜなら、実際に女の周辺の人にバラしてしまったら、もう女には怖いものが無くなってしまうからです。

 

職場に不倫がバレてクビになってしまった。

 

(自分の)夫に不倫の事実がバレて修羅ってしまった。

 

両親に不倫がバレてしまって、実家にいられなくなった。

 

女がこの状態にまでなってしまったら?

 

「もうバレたし、こうなったら行き着くとこまで行ってやるわ」みたいに、開き直って捨て鉢状態になってもおかしくありません。

 

ここまでくると不倫女の方にヘンな覚悟ができてしまうし、「もう私には、頼れるのは彼(不倫夫)だけ」の状態になり、夫に付きまとってくることもあり得ます。

 

一方、この方法の目的が別れさせることではなく、単純に女を痛めつけるためだけであれば?

 

簡単なことだと思います。

 

もうすでに別れているのであれば、女が我が夫にすがりついてはこれない状態であれば?

 

女の不貞の事実が周囲にバレて本人がどうなろうが、知りませんよね。(名誉棄損で訴えられる可能性はゼロではありませんけど)

 

夫が家庭に戻る頃、妻の復讐心も薄れることが多い

ただ、奥さんが夫の浮気をやめさせる活動を正しく行っているうちに、相手の女への復讐心が消えていくことがあります。

 

なぜなら奥さんの心が成長するから。

 

そして相手の女のことを、心から「哀れな女だな……」と思えるようになるからです。

 

人生の大事な時間を浮気夫に費やし、肉体を利用されてきた、哀れで惨めな女。

 

そんな不倫女の実態を知ることで、奥さんの側に、不倫女へのある種の同情が生まれてくることが多いからです。

 

浮気夫の真実の姿を知ることで、相手の女も被害者の一人ではないか?と気づくのですね……。

 

奥さんがその域に来ると、自然と夫は家庭に帰ってくるのですが、そのころにはもう、奥さんの心の中にあった女への強い復讐心が薄れていたりします。

 

とはいえ、女への復讐は、前に進むために必要かもしれませんから、やりたい方はやればいいと思います。

 

ただし、時期と目的を間違えないようにしてくださいね。

 

時期は、夫と女が別れた後にまで保留すること。

 

目的は、女を痛めつけることただ一つに絞ることです。

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