このサイトでは浮気夫をコテンパンに定義していますので、またもや身も蓋もない意見を主張してしまい、申し訳ないのですが……
浮気する男性のベースとなる心理は「都合の悪いことからは、逃げ続けたい」です。
これは古今東西、太古の昔から、ずっと遺伝的に(?)引き継がれてきた、浮気男性の普遍的心理だと思います。
浮気夫は「都合の悪いことからは逃げ続けていたい」
浮気した男性は、ご自身の都合の悪い展開になると、速攻、逃げることを考えます。
それは、奥さんに対してもそうですが、浮気相手の女に対しても同じくです。奥さんに対して
- 浮気なんてしてねぇよ!お前の勘違いだって!!
- 浮気の証拠なんてないでしょ?
- お前が○○だから、俺は浮気するしかなかった
- 浮気なんて過去のこと!もう忘れてよ!
こういう発言をされる方は非常に多いですが、逃げるために言っているだけというのは、はたから見ていれば明らかなのですね。
浮気した事実を認めることから逃げ。
奥さんの悲しみを受け止めることからも逃げ。
反省することから逃げ。
家庭人としての責任からも逃げ。
自分の罪悪感を消化することからも、逃げるのです。
一方、夫本人と向きあっている奥さんは、どうしても、「我が夫は、何もかもから逃げようとしている」という真実が見抜けない傾向があり、簡単に騙されてしまいますので注意が必要です。
浮気相手の女からも逃げまくる浮気夫
一方、浮気相手の女に対しても、都合が悪くなったり、女への性欲が覚めてくると、女から逃げようとする人ばかりです。
一番よく使われる手口は、音信不通。
そのあと女が追いかけてきて、どうにも逃げ切れないときに使われる口上は
- 君との関係が妻にバレてしまって、大変なことになっている(だから会えない)
- 君への気持ちは本物だよ、でも会社にバレたら君がヤバい立場に置かれてしまう……君を守りたいんだ(だから会えない)
こんな感じだと思います。
浮気相手の女と誠実に向き合うことから逃げ。
不倫女から恨まれることから逃げ。
いい人のままキレイに別れようとして逃げ回り。
女に捕獲されて問い詰められると「妻のせいで……」「会社にバレるから……」「子どもがいるから仕方ない」と、自分以外に責任を押し付け、逃げる。
情けないですが、一度でも浮気の道に入った男性は逃げ続けるための言動を繰り返していると思って間違いないです。
ですから奥さんの方も、夫の本心を探ろうと頑張り、夫と本音で向き合おうと努力する前に、大前提として「逃げ切ろうとしている」という夫の本心を知っておいた方がいいです。
もちろん、関係修復の各段階で、夫の「逃げ」を封鎖しつつ、本当に夫婦で向き合っていく時間を作ることになるでしょう。
ただそのときであっても、大抵の浮気男性は「逃げるスキがあれば、逃げよう」となることを覚悟しておいた方がいいのでは?と思います。
浮気夫の言動の裏にあるのは「逃げたい」という考え
たとえばご主人が「相手の女に本気になってしまったので、お前と離婚して、女と一緒になりたい、お前には悪いと思っているから、離婚してもお前と子どもたちの生活は保証するから」と言ったとします。
普通の感覚の真面目な奥さんだと
- 夫は真剣に、浮気相手の女を愛しているんだ
- 離婚したがるということは、本気で家庭を捨てる気なんだ
- 夫は本心から反省しているから、離婚しても誠意をもって私たちへの保証はするだろう
と思いますよね。
ただ、浮気中の男性が奥さんに離婚したいという時、「浮気相手の女からのプレッシャーから逃げたいがために、妻との離婚を考えている」というケースは大変多いわけです。
相手の女が、いつまで待たせるの?奥さんと離婚して一緒になるって言ったのに!と不機嫌に迫ってくると。
それから逃げたい不倫男性は、一番楽に今の状況から逃げられる手段として「妻との離婚」を選ぶのです。
まさか……そんな子供みたいな理由で離婚を考えるの?と思うかもしれませんが、これはもう、この世界では超アルアル案件です。
奥さんが夫の言葉を真実だと思い離婚に承諾しても、奥さんへの保証は、いずれなくなっていくでしょう。
なぜなら経済的な負担からも逃げようとするに違いないからです。。。
そもそも逃げるために離婚を選んだだけで、それにまつわる色々な責任について、考えていませんからね。
こういう例を代表に、他にも逃げたいだけの言動はたくさんあります。
逆ギレ、暴言、しらばっくれ、開き直りなど、「逃げようとしてるな」とわかりやすい言動もある一方
平謝り、反省している発言、妻の機嫌を取り始める、家事を手伝う、家庭での未来を語り始めるなど、奥さんからの追及から逃げるために、優しくなったり素直になったりすることもあります。
見極めは本当に難しいですが、夫の言動が、以前より巧妙になっているとき。
以前より巧みな話術で説得してくるとか。以前より巧みに優しさを見せてくるとか。
それは、何かから逃げようとしているからかもしれません。