夫の浮気相手の女性の中には、妻と離婚して自分と再婚して欲しいと迫る女性もいます。
一方で、妻との離婚を全然迫ってこない女性もいます。
結婚を迫る略奪系の女と迫らない女がいる
不倫をする女性にも色んなタイプがいます。
強烈に男性側に離婚を迫り、自分との再婚を熱望する女性。
一方、男性側への離婚要求はほぼせず、ただ恋愛関係だけを結ぶという人もいます。
しかしこれは、ある一定時期を切り取っての傾向であって、最初は妻との離婚を迫らなかったのに、何年後かのある時期から、強烈に奥さんと離婚して!!と迫るタイプに変わるというケースもあります。
妻との離婚、自分との結婚を迫る略奪系不倫女
不倫男性に、妻と離婚して、自分との再婚を迫る女には以下のようなタイプの人たちがいます。
適齢期で独身
結婚適齢期と呼ばれる年齢で、他に候補の男性がいない独身女性です。
28歳から30代後半ぐらいまででしょうか。
最初は結婚するつもりなどなく既婚男性と恋愛をしていたものの、徐々に年齢が上がり、周りの友達はだんだん結婚していき自分だけが残ってしまった。
しかし、独身男性との交際のチャンスがないまま既婚男性と付き合い続けたために、「もうあなたしかいないの。責任とってよね!」という心理状態でいます。
再度家庭に収まりたいシングルマザー
離婚経験のあるシングルマザーで、再度結婚をして妻の座を得たいと思っている女性です。
シングルマザーの女性は、不倫男性の餌食になりやすい、というのも一つの要因かもしれません。
シングルマザーさんも最初は気軽に恋愛を楽しむつもりだったり、日々の寂しさを紛らわす感覚で既婚男性と関係をもちますが、徐々に妻が羨ましくなります。
自分が妻になれば、経済的にも楽になれる。
子供も余裕を持って育てられる。
夫という存在に頼ることもでき、安定と安心が得られる。
既婚男性に、妻との離婚を強烈に迫るのは自分の恋愛感情のためだけではなく、生活と子供の養育がかかっています。
そのためこのタイプの女性は一番手強いと言えますね。
人の夫を奪いたい、略奪ハンター
とにかく人の物を奪いたい!という動機で、既婚男性から家庭を奪おうとする女性がいます。
年齢層や生活属性は様々で、中には自分も既婚だという人もいます。
これらの人達は、小さい時から誰かと何かを奪い合って生きています。
とにかく何かを奪い取り、自分のものにしたいのです。(無意識です)
そして奪い取ったら、もうその対象には興味を失ってしまう……。
奪い取るまでが楽しく、生きがいのような状態になっています。
略奪婚をするもまた離婚し、別の既婚男性と略奪婚をしてまた離婚した、みたいな人をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?
モテない過去、急に愛されしがみつくタイプの不倫女
女性としての自信が全くなく、今までほとんどモテたことがない、男性から愛された経験が一切ない女性。
このような恋愛経験の乏しい女性が、女慣れした既婚男性と関係を持つことによって、「この人は私の運命の人だ」と勘違いしてしまうケースです。
「もう私にはこの人しかいない」「前世から結びついているに違いないの!」と、恋愛経験が乏しいがゆえに、思考が極端になりやすいです。
この男性との結婚以外にも幸せになる道があるとか、既婚男性なんて、遊びのつもりで声をかけただけ、といった成人女性としてのまともな思考が働かないです。
このタイプの人は男性の方が、「もう別れよう、そんなつもりじゃなかった」と何度言っても、「私とあなたは運命の関係、奥さんさえ別れるって言ってくれれば、私たちは結ばれる!」と言ってきかないこともあります。
いわゆるストーカー気質とも言えます。
妻との離婚、自分との結婚を迫らない不倫女
一方、妻と離婚して!自分と結婚して!と迫らないタイプの相手女性もいます。
健気、我慢好き、悲劇系
不倫にはまってしまう女性の中には、本当に真面目で健気で、尽くすタイプの女性が一定数います。
根が優しいのか、相手の幸せを本当に考えているので、自分は我慢して男性に尽くします。
家庭もあって、幸せな彼を見ているのが好き。
自分のことも愛して欲しいけれど、その時だけで私は満足。
みたいな感じでしょうか。(屈折した自己犠牲的な感覚ですね……。)
こうなってしまう背景には、幼少期の育てられ方が大きいように思います。
我慢を強いられてきたとか、自己犠牲を良しとするしつけをされてきたとか。
昭和の愛人タイプで、幸薄い人生を送りやすいです。たまに、人に尽くすだけの悲劇のヒロインである自分に酔ってる人もいますね。
このタイプは自己主張しないので、男性に離婚を求めることは少ないです。
既婚男性にとっては一番都合のいい女性のタイプといえます。
そのためこのタイプと不倫を始めると長引く傾向があります。
W不倫の主婦
ダブル不倫の主婦は、不倫に求めるものが恋愛の成就、結婚生活ではなく、刺激です。
家庭の不満、退屈、夫とのセックスレス、それらを埋め合わせするために既婚男性と関係を持つ。
既婚男性であれば、これから結婚してなんとかかんとか、みたいなめんどくさいことをしなくて済むわけですからね。
お互い家庭を守りながら、刺激と興奮を楽しみましょう、という割り切った関係です。
お互いの家庭を壊す気はないものの、不倫者同士は互いに都合が良いので、ズルズル続きやすいです。
自由恋愛人
恋愛も含め人生全てを自由に生きている女性。
これらの人は、既婚者だろうが独身だろうが関係なく、気に入った人と恋愛します。
ただそれだけですから、相手に離婚を迫って自分との結婚求めることもありません。
一度に複数の男性と関係を持っていることもあります。
そもそも恋愛とか結婚に人生の重きを置いていないので、恋愛よりむしろ仕事や趣味、自己実現の活動に忙しい感じでしょうか。
このタイプは、自遊人ゆえに魅力的です。
そのため既婚男性の方が本気になり、「妻と離婚するから結婚してくれ~!」と、追いかけていたり。
男性の方が振り回される傾向があります。
実利系(風俗外会い、外国人、金目当て愛人、会社での利得狙い)
既婚男性との関係に、恋愛感情ではなく実利を求める女性。
風俗で会って、店の外で会い、その都度お金をもらっている人とか。
キャバクラ、飲み屋の営業の一環として(枕)会っている、出稼ぎに来た外国人で生活費の一部をもらっている人。
月々いくらもらって、アパートを借りてもらい、そこに子供とともに住まわせてもらいながら愛人生活をしているという人も含まれますね。
また、男性が経営者や役員などで、浮気相手がその会社の社員や取引先の女性といったパターン。
それらの人が求めているのは会社での有利な待遇や取引であって、純粋な恋愛関係ではないです。
これらの人は男性に求めるものは、結婚ではなく実利ですから、なるべく妻にバレず、波風立てずに長い間不倫関係が続いた方が「儲かる」という関係性ですね。
結婚に無意識で抵抗している人
また、男性にも女性にもいるのですが、無意識で結婚することに抵抗感を持っている人。
これらの人はなぜか既婚者を選び、永久に結ばれない関係を続けます。
そしてなんとなく相手が本気で自分に向き合うようになってくると、怖くなって関係を解消するのです。
不思議ですが、そういう人がいるのです。
多くは、自分の両親の不幸な結婚生活を見てきて、無意識に結婚を避ける思考回路になっているのだと思われます。
どっちがいいとも言えない問題
このように、妻と離婚させ、自分との結婚を迫ってくる女と、全く迫らない女がいます。
しかし、どっちがいいとも言えない問題がありますよね。
結婚を迫る女が夫の相手だと、夫が家庭内で大きく態度が変わったり、人格が変わったりして、不倫していることがはっきり分かり、妻も傷つくことが多いです。
相手の女との修羅場にもなりやすいですが、一方で不倫を終息させるための糸口もつかみやすい。
しかし相手の女が離婚を迫らないタイプである場合。
夫の態度は変わらず、妻にも何のアクションもないケースが多いのものですが、その関係は長引きやすいです。
3年も5年も夫が不倫を続けていたというケースもありますが、大抵は上に挙げたような結婚を迫って来ないタイプの女が相手です。
ですから、どちらのタイプが質が良くて、どちらのタイプだと大変ということは、なかなか言いづらい問題なのです。